簡単トマトソースを作った。
(とろり〜つと、真っ赤なソースである。)

本格的なトマトソースは
トマト〇Kgで盛大に作るのか?と思うが、

これはシチリア出身の友人のマンマが以前、教えてくれた、簡単トマトソースである。

普段はシチリアで太陽の光をたっぷりと浴びたトマトでソースを作るマンマだが。

かわいい、かわいいわ息子の住む遠く離れたドイツでは、「どうせ美味しいトマトがないから!」と、缶を煮込んで、さっとトマトソースを作ってくれた。
因みに、このトマトソースは後ほど、ビザ。ラザニアになっていった。

まずは、にんにくと玉ねぎをたっぷりのオリーブオイル(とバターも入れても良い)で炒める。

後は、トマトのホール缶(カット缶)と、トマトペーストのパック。それぞれ1〜2つ。
わたくしは、今回、カットトマト缶、1.5缶と、ペーストひとパック(500g)使用。


ちょっと分かりにくいが、上側がカット缶、下がトマトのペーストパックの層。
塩をサラサラ〜。(煮込むのであまり最初はたくさん入れず、最後に薄ければ調整)
ここにマンマはドライバジルを少し入れていた。後は、コトコトと数十分じっくり煮るだけ。

(冷蔵庫にトマトがコロがっていたので、丸トマトと、プチトマトも勝手に追加してみる。)

友人のマンマは、弱火でほぼ放ったらかし、時々クルクル混ぜていた。
わたくは面倒くさがり屋なので、テフロンのフライパンで作ってしまう。(鍋よりかなり跳ねるが、鍋底のコゲをあまり気にせずにすむのと、とても早く水分が抜けるから。)
30分くらいすると、酸味が消えて、トマトの角川とれ、急にまろやかになるので不思議である。(マンマは缶とパックをそれぞれ2個ずつ入れ、半量以下位まで煮ていた気がする。)

玉ねぎも大事だが、にんにくが結構味をしっかり決めている。
マンマは特にコンソメなどの調味料を入れないが(シンプルに塩)、煮込むだけでそれがいらないくらいにしっかりと濃い味に変身だ!

余談であるが。下のトマトの横のピンクは、前々から欲しかったトマトを薄くスライスするためのトマトクリップである。
髪の毛のバレッタのような構造で、これでトマトを挟み、線に沿って包丁をいれると、トマトのスライスがいとも簡単にできる!と言う優れもの。

小旅行、ヴェネチアからミラノへのかえり。
電車の出発が遅れたので、調子に乗って駅なかの「タイガー」で寄り道をしたら、いつの間にか電車がホームに来ていた。。

「乗り遅れたらどうするのだ!」

と、大目玉をもらいながらも、
ご機嫌顔で買ってきた品である。
乗れたのだから、まぁ良いではないかっ!
(ケタケタケタっ)

これが思ったより使いやすく、ついでに丸モッツァレラも切ってみたら、これまたいい感じに切れた。(笑っ)


*****


さて、このトマトソース。
とっても便利なので、わたくしは冷蔵と、小分けタッパーで冷凍にしてしまう。
パスタだけでなく、カレーに入れてみたり、コロッケや、チキンカツなどのソースにしてみたり。もちろんピザソース。ケチャップの代わりにオムレツにかけても。。
と、なかなかに便利なのである。

まずは、出来立てソースで、とり砂肝のパスタを。

新鮮なとり砂肝を市場で買ったので。

因みに、下の生焼けのピンクはイタリアのソーセージ?(Salsiccia)である。
イタリアで買ってきたわけではなく、これまたシュトゥットガルトの市場にシチリア人が出す、
イタリア食材移動販売車(お菓子、チーズやお肉加工ひん、パスタを並べている。)で買ってきたもの。
トリ砂肝と、多分このサルシッチャは豚かな?混ぜたがソーセージの方のお陰で、旨味が濃くなった。乾燥ローズマリーも振っておく
こんな感じで、欲しい分だけ切ってくれる。

下のパスタの黒いのは黒オリーブ。はい、クルクル〜。いただきます。


お次は、こちら!(おうちシェフ作)
「なんのパスタにしましょうか?」

実は。
今回行ったイタリア旅行で買ってきたパスタで。こちら、新たにパスタコーナーをキッチンの隅に作ってみた。(後々、瓶を買ってこれば!)

ひだりの、極太巨大マカロニ、いやっ。マニケかな?と、右の蝶々詰め合わせはイタリアから。

白のクロゼッティ、
真ん中の彩とりどりのちびつごオレッキエッテ、
ガロファッロスパゲティなどは。
全てドイツで買ったもの。(ドイツでも普通にこれらも手に入るが『へへっ。イタリアで買っちゃった!』と言うのが嬉しいのである。)

余談だが、ここは、つい先ほどまで、コーンフレークとミューズリーのコーナーであった。
ので横にカカオニブと、シナモンの瓶が。。。
誰ももう食べていないミューズリーなどが起きっぱなしであったので、先ほど処分し、パスタ入れにした。

そんな訳で、
わたくしの即席パスタコーナーから
「本日のパスタ」をおうちシェフに選んでもらうのだ。


『みて〜!パスタコーナーですよ〜んっ!どれにする?』

「あ〜。だから!さっき急にミューズリー捨てていいかって、聞いてたのですね。。
これでしたか!」(苦笑っ)

(へへへっ。ばれたかっ)
ずっと彼が食べ飽きたらしい、ミューズリーやコーンフレークが置きっ放しだったので、ここ最近
そろそろ捨てようとは思っていたのだ。。。


さておうちシェフのレシピは、
マニケを茹で、
人参、玉ねぎそれぞれ1/4個、ひき肉150グラムくらいかな?を炒めて、
彼が「甘くて飲めないから、あなたにあげます!」と、言った赤ワインをたっぷりトポトポっ。

そこにわたくし作のトマトソース(ふたすくい?」と、生クリームをたらりで作ってくれた。
生クリームを入れるとトマトソースの味がかなりかわる。
カロリーが気になる方は、シチリアの友人曰く、サワークリームなどでも良いそう。

ちぎったパセリと、
イータリーで買ってきたパルメザンをすりおろして。
かけたら完成。

因みに、わたくしの本日のおつとめは、
植木鉢ポットより、パセリの収穫。
チーズのすりおろしと。。。


そして、この生ハムのスライス。
海外に住む方なら、薄切りお肉が手に入りにくいので、
皆さん、家庭用電動のスライサーを、持っていらっしゃるか?と、思われるが。

わたくし持っていないので、今日も包丁をガシガシと研ぎ、自分で薄く切ってみる。
塩見が少なく、お肉の香りが良く美味しい。
このお肉をスライスしながら、
「先にパスタマシーンを買うか、スライサーを買うか。。。」
ただ今、迷いに迷っている次第である。(どちらも欲しい)

とりあえず、アマゾンの「お買い物カゴ」には、悩み中の、スライサー3台と、パスタマシーンがこれまた3台。
どれも決めかねているところなのである。
このまま、レジへ進んだら、大変な事だ。



「さっきからずっと、すごく真剣な顔をしてますが、それでしたか。。(観てたのは)」
パソコンに向かうわたくしの横から覗き込む者っ。(フィリップスの全自動パスタマシーンの広告動画。)


昼間からずっとパソコンとにらめっこなのだ。
アマゾンの商品プレビューや、ユーチューブで
スライサーやパスタマシーンの使い方を眺めている。

こんな呑気なわたくしだが。
またお仕事の始まり。

今回の1週間のお休みは本当に充実して、幸せな時間であった!と噛み締めながら。
実は、スライサーより、パスタマシーンより仕事の準備を!と
自分をそろそろ現実に引っ張っているところである。