先ほどに引き続いての

さて、わたくしのお気に入りの食いしん坊のお店をもう一つだけ。
こちら。
anema e cozze (corso sempione通り)

以前泊まったホテルから、たまたま近かったので、ふらりっ。と入ってみたら“大当たり”だった店である。
どうやら、ミラノにチェーン店が何軒かあるようだが、わたくしはこの1店舗しか行っていない。


ここで、早速
大脱線の「余談」であるが。

ミラノのporta ticcineseという地下鉄駅近くに、昔、ドゥオーモの材料などを運ぶために使ったであろう“ダルセナ運河”と言うものがある。
お供が、
「昔の運河の名残!見に行きましょうか!」と言うので早速いったのだ。
しかし、ヴェネツィアから戻ったばかりの2人組っ。
しかも水路の細い所など、水がなく干からびている。。(これ。観ても感動出来ないね。)

この地区は両サイド、
飲食店が並び、それなりに活気があったが。

「さては、全くお気に召しませんね?パパラッチさん(わたくしのこと)が、まだ一枚も写真を、とってません。」
『だって、ヴェネツィア見ちゃったんだよ〜。。。この辺、しかも干からびてるよ。無理だよ。。わかった、一枚撮っておく。』(イヤイヤながら)写真も素早い!
なんせ水がたりないのだっ!

「行きましょうか。。。」
結局ものの数分で戻ってしまったが、
この地区の角にもanema e cozzeの支店があった。
せめてそこでご飯を食べて帰ろうか!同じチエーン店だし?と話したが。
いや、ハズレて後悔すると嫌だから、やっぱり知ってる方に行こう!と、来た駅方面に戻る。。



そのみちすがらっ。ものすごいものを発見っ!
驚っ。

見てくださいな!
このお肉のサシっ!
日本の方には普通だか、
海外在住の方が、このようなお肉にお目にかかるのはちょっと難しいのではなかろうか?

わたくし、3メートル手前からたまたまに、ショーウィンドウに並ぶ『サシ』。そのまま店先まで釘付け。肉に向かって行進っ!である。

水路の写真はいらないが!
『見事な肉は撮っておきたい!』

『みて、みて、これ、日本の牛肉みたいだよ!サシが半端ないの!イタリアの牛、こんなのいるんだっ!!すご〜ぃ!あっ、ちょっと待ってよ!ねえっ!みてよコレ!!』
肉のそばから離れないわたくし。(多分、中の店員から笑い者である。)子供のような純粋な目でガラスに張り付き肉を眺めているのは、いい歳をした大人である。

しかも、ちょっと角度をかえたら。
『あっ!!やっぱり!すごい!!日本のお肉っ!黒毛和牛だ〜!!』(ミラノに戻って以来のテンション高っ)

このお店、とにかく、素晴らしいお肉が勢ぞろい。Macelleria Madderoni ミラノ店!
流石に生のお肉まではドイツまで持って帰れないが。(ドイツにも支店があれば良いのに!)

「ひと切れ」!是非とも、“自分用”に欲しい!と切に願い、思わず喉から手を出してきて、ヒラヒラ〜ん。と振っておく。
美味しそうだよ〜んっ。

さて、お肉を名残惜しげに後にし、(運河であろっ。)

最初の住所の方のanema e cozze(corso sempione通り41)に。
夜19時開店!に19時15分一番のりっ!

「誰もいません。大丈夫でしょうか?」(心配げにきく者。)

『大丈夫!』(確か数年前は。。)

ここは観光の所に位置していないからか、店員に英語はあまり通じない。(英語のメニューもない)
もちろんイタリア語と、そしてイタリアなので、ジェスチャーがよく通じる。

『わたくし、ここに3年前に来たんだよ〜。美味しかった。また来たよ〜。』と拙いイタリア語で言うと、
店のお姉さんが、「3年前ね!」とニコニコしながら、手と腕をクルクルとまわして3年前に巻き戻ってくれた。わたくしも、『si si』ついでにブンブンと首を振っておくっ。

そう、あれは3年まえの旅行。(今、調べてみたら4年前)
当時、シュトゥットガルトでわたくしが大好きなイタリアレストラン。“Valle“と言うのだが。に
知人と食事に行った時。
知人が、そこのパスタを気に入ってくれたので、『でも、本場、イタリアのパスタはもっと美味しいよ〜!』と話しているうちに、2人してイタリアに行きたくなってしまい。その場で一緒に航空券とホテルを予約。
確か翌々日一緒にミラノに飛んだ!と言う、これまた無計画旅行であった。そんな思い出話しも、あったり!のこのお店。


これまた当たりのハウスワイン。と奥はビール。

まずは、カラマーリ(ちびっ子イカ)のフライ。
「薄ごろも」でとても美味しかった。
お供の者、曰く、
「揚げ物は、絶対間違いありせんっ!」
このディップソースはマヨネーズと黒オリーブのペーストかな?とレモン。
店を出ても、
「僕、カラマーリが実は、一番美味しかったです!」

『えっ。パスタは?』

「パスタも美味しかったですが、フライが美味しいです!」(揚げ物好きっ)

さて、ピザは?
イタリアソーセージ。きのこ。そして、じゃがいものピザ。チーズはモッツアレラ。ポルチーニの香りが最高〜!

そして、こちらは、ボンゴレのトマトソースのパスタ。(シチリア風と書いてあったかな?ちょっと忘れた)
貝類は、みが大きく、トマトソースもまろやかで、麺も、太くモチっと。
とても、とても美味しかった〜。

『ねえ!デザート食べていい?』

「僕は無理です。おひとりでどうぞ!」

『じゃあ一口だけあげるね〜』(本当に一口だけしかあげなかった)

リコッタのティラミス風。完食。(ちゃんとスプーン2つ。)

支払いを済ませ。
入り口に飾ってあるタコやお魚やパスタの写真をパチリ。全部本物。

タコのピザ窯をパチリ。

お店の中はこんな感じ。すごく可愛い。

満腹でホテルに戻る。『歩くの苦し〜ぃ!』

前回のお店より、こちらはちょっと値がはり、
2人の予算60ユーロほどか?(7500円くらい?)
初日の倍のお値段に一瞬ガッカリな彼も。
「でも、その値段(倍)払っていいお味でした!」と言ってくれた。(前回の記事。初日のとてもとても安いお店のパスタがトラウマ)
まっ。本気のお店に行ったら、こんなお値段では済まないし、大満足。



後は、地元の小さなお店でスップリ(ライスコロッケ)を食べてみたり、パニーニだったり。
これは、最後に慌てて食べたナスとトマト。
高級イタリアは結局一度も行かなかった。

今回の旅。比較的格安で終わったのだ。

そういえば、
今回泊まったホテルも。
ブッキングドットコムのタイムセール?でキャンセル不可のホテルを適当にとったが。(そこのホテルのキャンセル可の場合よりお値段がかなりお得だった。)

バスルームやお部屋も新しく、とても清潔感があって。大変満足。

朝夕ちょっとまだ肌寒かったミラノ。
暖房もとでもよく効いて、室内とてもあたたかく、部屋もなかなかにゆったり。
写真に写っていないが、やたら部屋中に収納スペースが充実。靴を入れるクロゼットのところまで、しっかり広々。

しかもホテルの人たちが大変に明るくて親切。
このホテル言う事ない。
わたくし満点をつけておく。

ただ、駅からホテルへまでの道のり。
犬のお散歩公園があり、その辺の空気が。。。
少し淀んでいた。夏は通るの少し辛いかも。
残念だったのは本当にそれだけで。大満足。


突然であるが、
ここでちょっと、わたくしの身の上話しを。
ちょっと古いフランス映画「アメリ」あを見たことがある方っ。いらっしゃるだろうか?
DVDを持っておりまして、それは、それは何度も観ました。で、ございますがっ。

あの映画で、主人公アメリが、意地の悪い隣人にお仕置き(いたずら)をするのだが。
合鍵で隣人の家に勝手に忍び込み。。。

歯磨き粉と靴クリームをすり替え
隣人がその靴クリームで歯を磨いてしまう。。。と。(なんともむごいシーン)

あの映画を見て、いくらなんでも、嘘であろっ!間違えてるわけない!と思っていたが、何とわたくしの身にも。。似たような事が初日の夜に起きてしまったのである。

歯ブラシをくわえてシャカシャカ2秒。
突然に口の中に鋭い痛みを感じ、わたくし固まる。
ヴ〜ぅぅう!』慌ててバスルームへ。
口と舌を急いでひっしに、ゆすいだが
かなりピリピリ! シャボン玉液の比ではない、石鹸感。
なんと、その「歯磨き粉チューブ』
ピンクに青の文字で、「植物物語。洗顔フォーム」と書いてあったのだ!

普段なら、いくら不注意のわたくしとて、
絶対に!間違える事などないが。
ドイツで買った旅行用歯磨き粉と、洗顔フォームがなんとなく同じような大きさだったのだ。しかしそれだけでは。。

「どうしましたか!」

『洗顔フォームで歯磨いちゃった。』

すると、流石に高笑いをしながら、
「そう言う人。僕、人生で初めて見ました!」

わたくしだって。。。初めて。。。
いや待てっ。
ふと思い出した、幼い日の記憶。
わたくしの人生では2人目だっ。

実は、うちの父が、その昔、虫刺されの「ムヒ」で歯を磨いてしまったのだ。
あの時、ものすごい、バタバタと騒いでいた父。(記憶鮮明)

血は争えないと思いながら、
それにしても、わたくし、なぜ間違えたのだ?
もちろん根本は、わたくしも、父も「読まない」(確認しない)からであるが。
それにしてもおかしい。。


家で詰めるときは、もともとはちゃんと歯ブラシ歯磨き粉と、洗顔フォームは別にしていたが。

そうだ!アレだ!
シュトゥットガルトの空港で、手荷物検査の時、IKEAジップロックが大きすぎてダメ!と怒られ、検査員が勝手に、わたくしのチューブ類を空港支給のジップロックふた袋に分けた!「ひとり一袋だけだよ!と、1つは彼の方の荷物扱い。
(ここで、歯ブラシから引き剥がされたであろう歯磨き粉っ。)

空港職員。勝手に歯ブラシと植物物語を一緒に入れていて、肝心の歯磨き粉は化粧品に仕分けたのだね!後でみたらクレンジングオイルと歯磨き粉がセットになっていた。(も〜んっ!恨みますっ。怒っ)

そんな事もあったりの珍道中。。。
ミラノ滞在も間もなく終わりである。

がここで終われないのが。。。わたくしの日記である。

その3へ。(格安の飛行機のお話しへ。)