本日のパスタは、コルツェッティ(corzetti)という円形の両面にスタンプの押されている丸いパスタを使って、ミルフィーユ風に。

こちらのパスタ、乾麺を見つけて、黒いお皿と合うかな?などと買ってみた次第である。
このパスタの生い立ちは良く知らないので、わたくしのパイブル。プロのための『パスタ辞典』柴田書店の124ページを参考にさせていただく。
リークーリア州は、ジェノヴァ以東のレヴァンテ(東リヴィエラ)地域のパスタだそうな。
中世の時代に宗教行事や祝祭の食卓にのせるためクローチェ(十字架)の模様をつけたところから命名が有力とか。このパスタ専用の木型があるらしい。『ふ〜んっ。なるほどね。』

辞典では、もちろん、プロの方に向けて書いていると思われるので、作り方も、またこのパスタに合うソースも載っているが。

素人の特権っ。
好きに作っちゃった。(へへへっ)


さて!本日のメインの食材は何を隠そうベーコンである。

わたくしの。子供の頃から日本で慣れ親しんだベーコンといえば、薄くスライスした長〜いほそ四角いあれ。カリッとやいてもいいし、さっとあぶらに火を通してもいい。
ベーコンエッグ、アスパラ巻き(巻いてない時も)がわたくしのお家の定番。

が、ドイツのベーコンは、基本。
厚切りである。
生(燻製)である。
そして異常にしょっぱい。

のであるっ。。。

もちろん、薄くスライスした物も見かけるが、こちらも、とてもとてもしょっぱいっ。ベーコンエッグなどしても塩辛すぎて。。

塩分は、完全にわたくしの好みでないが、ヨーロッパの人々には恐らく普通なのかもしれない。
因みに、ドイツのスーパーで手に入るベーコンをちょぴっとご紹介。
ど〜んっ。と1キロパック。しかも豚さんの皮付き。(最初は『ひ〜いっ!』と思ったが、最近は全く気にならなくなった。取ればいいじゃんっ!である。)

ひっくり返すとこちら。(お店で撮影)
あまりにも大きいので、実はまだ買ったことがない。


それから本日使用したのはこちら。
1.5cmくらいの厚みのもの2枚入り。300gパック。
サイズもお値段もこれが一番有難い大きさ。
調理も楽。

そして、
「今日はベーコンを切るのすらも面倒だ!」などという日は、切ってあるものも。(お店で撮影)

あとは、こちらは、温度の高い煙で燻ったらしく、ちゃんと火が通っているもの。(これが日本のベーコンと近い気がするが、まだ買ったことがない。

さて、上から3つまでの生系のベーコン。先ほども言ったが。
日本のように、さっと火を通すお料理には向かず、煮込みで、その能力を存分に発揮する。

そんなわけで、本日はちょっとこんなものを。 
オリーブオイルでナスとズッキーニ、ベーコンを炒め、赤ワインた〜っぷり。(最近、お酒をひかえている呑んべ〜さんの飲み残し赤ワインを勝手に使って。中々減らないとかわいそうなので、助けてあげた。いい事をしたあとはお腹も減るのであるっ。ひっひっひっ。)
にトマトソース(ピューレ状)を入れ、弱火で、じっくり、無水風に、調味料(水分)はワインだけ。
ベーコンからじわじわと塩分が出るので、お塩がいらない。無水風などと勝手に言っても、ただのフライパンで作っているので、
蓋をしていても、もちろん水分はだんだん減っていき、濃厚に。
ソースが出来たら。オリーブオイルをほんのちょっと絡めたコルツェッティ、ソース、コルツェツティ、ソース。

重ねて載せていく。

最後に黒胡椒と、チーズぱらり。

パスタは薄いが、もっちりしていて、ベーコン味のきいた濃厚なトマトソースが、良くからんでいい感じである。

たまにはこんなパスタもありではないか?
(ないかな?)