昨日!

張り切って、さばいた『牛タン』を。
まずはシチューに。



昨晩、随分と遅い時間に煮込みを始める。

がっ。
もちろん。大変に、堪え性のないわたくしであるから。
てっとり早くっ、いつもの『圧力鍋』の登場だ!



さてさて。
ここで、わたくしの『思い出ばなし』。恐縮であるが。

牛タンと言えば。シチューが、パっと浮かぶ。

というのも。
その昔。
両親に連れられ、
時々行っていたレストランの看板メニューが、牛タンのシチューであったからだ。


たしか、6〜8テーブルほどであったか? 

こじんまりと。薄暗い店には、フランス料理が専門だとか?の店主が、たった1人。(ぽつんっ。)

千葉の田舎町には不釣り合いな、なんとも美しげな盛り付けの料理を出していた。 

付け合わせ野菜など、例えば。
人参と、かぶで、ミニ人参と大根を作ってあったり。
(あっ。大根は皮をむいて、火を入れると『大根色(白)』じゃなくなっちゃうもんねっ。)

 これが、なんとも可愛らしく、遊び心があったのだがっ。。。。


残念ながら、店主が妙に暗く、とても!もの静かであった。
料理はたいそう華やかなのに。
店と、店主にまったく華がないのだ。
ほらっ。子供は正直たからっ。(子供の頃からちょっと無礼であるっ。)



 そして、うちが行く時には。
大概。貸し切り状態(ガラガラ)だったので。
これっ、絶対コックさんの暗い、暗〜い性格! のせいだよっ!とか思っていたのだ。

その後、うちが引っ越しをし。 。。
(わたくしの家族、一軒分のお客が減ってしまい、店は大丈夫か?)
とたいそう心配したが。
 わたくしが、こうして大人になった今も。ネットで検索すると、まだあるようなので。

何の事は無いっ。
うちが、単に子供(私)連れで。恐らくいつも混雑などしない、早すぎる時間にでも行っていたのではないだろうか。

多分。店主も、暗いのではなく。わたくしが、子供だったから、相手にしなかったのであろっ。(えっ、でもっ。店内はほんとに、暗かったもんねっ。(なるほど。イイ雰囲気か?)



さて、その店の『牛タンのシチュー』。
コッテリ濃厚なソースが、トロリ〜!と、かかっていて、ソースがなんともおいしかった。(薄れゆく記憶っ。)

当時。
子供ながらに、いきがって『牛タンシチューが好き』などと言っていたが。
(実際には、タンの方ではなくソースの方がであった。しかも、当時、1番好きだった食べものは。
お子様メニュー。不動の代表格。『スパゲッティミートソース』である。(今もだい好きっ)



ま、そんなわけで、昨晩は。。。
昔の『思い出』に浸りながら、調理を開始したのだ。

まずは、牛タンを適当な厚みに切って。
ニンニクと焼いて。赤ワインを。どぼドボ〜ォ!


圧力鍋に移し、
続きまして、玉ねぎ人参、セロリをバターで炒める。こちらも鍋に。ゴロゴロ〜。
あ、野菜入れたらワイン足りないねっ。
はいっ。またまた、赤ワイン。ついでに、お水も。(どぼドボ〜ォ〜!)

圧をかけ終わったら、お肉を出して。
野菜はブレンダー。(はいっ。ドロどろ〜んっ。)
お肉と、マッシュルームを入れて。


*****
これより。

いよいよっ。お待ちかねの『シチュー味煮込み』であるよっ!

日本からお取り寄せした。(自分でネットで買って母親に、送ってもらっただけ)の。
「ビーフシチューの素」の箱から取り出して。
まずは、控えめにね。。
『ルー』を適当に刻んでっ。と。。

すると、鍋から〜。
なんとも言えないスパイスの香りが漂ってくる。
(んっ?)


『あ、いやっ。もう少し濃茶色がいいかな?』やっぱり、残りを刻んで。っと。。。

『あ、やっぱり。先にあじみしようかっ?』


(。。。。)はい。固まる。


慌てて、パックをみると、なんと!

『バーモンド。。。甘口』。

などと、書いてあるではないかっ!


やっぱり。。。
そういえば、さっき。スパイスの香りっ。ちょっと変だと思ったんだよっ!(でも、まさか。『カレーのルー』だ。とまでは、思わなかった。)

どうやら、半箱分の『カレ一のルー』を『ビーフシチュー』の外箱に入れて、しまいこんでいたようなのだ。(全く覚えてないねっ。。。)


この瞬間から。
『懐かしの思い出ばなし』どころか、本日の『ビーフシチュー』の方が、台無しであるっ。(涙)

しかし!ここで、諦めたら!と。
慌てて『ビーフシチュー』の素を多めに入れ足したが。(ふっ。あきらめれば、よかったよっ。。無念。)


結局仕上がったのは。
カレー風味の『ビーフシチュー』だ。
『も〜んっ、頑張って『タン』さばいたのにっ。水の泡っ』(涙)。

ひと口。
まずはビーフシチュー。そのあと鼻に抜ける香りが、ふわっとバーモンドカレー。甘口なので、辛みがない分、なんとも心地悪い。

先程、店主の悪口を言ったから。バチが当たったのかっ?(表示を見ずに、ルーを入れる『ソコツ者』。)

ま、写真には、この複雑なお味は写らないので。

気を取り直して、付け合わせを用意っ。

いよいよ、きましたっ!旬ですよ〜っ。

『白アスパラガス』を買ってきたので。
皮をむき、切って炒めよう!

皮の赤いじゃがいもは、レンチンしたあと、ズッキーニと共にノンフライヤーでグリル。


そして、本日のメイン付け合わせっ!
『にんじん姿』の人参グラッセ!
確か、お店は、ディルの葉だった気が。。。ないので。

こちら〜っ。(じゃじゃ〜んっ!)
刃物使いが下手で、人参の大きさが揃わずも。
つまようじで、にんじんに穴を開けて。
パセリを刺してみた。(ちょっと「にんじん」じゃ〜、ありませんかっ?)


そんなわけで。もう1度。ど〜んっ!と完成。


朝の残りのクラムチャウダーと、これまた食べ損ねたクロワッサンを焼きなおして!『はいっ。いただきますっ!』

相変わらずの長話しの後に。余談であるっ。


『舌タン』と聞いたら、
「絶対に食べたくないっ!」と言われ。
昨晩、不穏な空気が狭い部屋いっぱいに流れた。

「舌は、いやだっ!」
(自分は、精神的に食べられないのである。から、どうしようもないっ!と言い張るっ。)

『精神的なら、なんとかなるんじゃんっ?』が、わたくしの「言いぶん」であるが。

最後に、一言。
「どうぞっ、あなたひとりで、おいしく味わって下さい!」と懇願された。。。

『えっ? (わたくしっ) む。無理強したわけじゃないよっ。ちょっと牛タンのさばき方と、タンの美味しさを熱っぽく語っちゃった。だけじゃんっ。』(ブー。)


そんなわけで。
本日は
わたくしひとりで、いそいそとお夕食だっ。


因みに、彼の本日のディナーは!(へへっ。皮肉だよっ)
トルコさんの『ユフカ』だそうで。
テイクアウトをし、仕事をしながら食べた。とか。
(ふ〜んっ。またユフカですかっ?)