帰ってるでござる




彼から久しぶりに電話あってとても嬉しかったのだ




ポケットから取り出した黄色い飴玉を口へ放りながら




疲れた顔のサラリーマンを避けつつホームの端っこへ




さっき聞いた彼の声を一言も零れさせないように




イヤホンを耳栓代りに突っ込んだ




いつぶりに聞いただろう




大好きなあの低音を私はすっかり忘れてた




私のことも忘れたんだと思ってたから




また電話してくれるといいな









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