さ 更新しよ





  今日 大会1日目 リレー




  今日で先輩が引退だったから みんないつも以上に気合いが入ってた





  招集時間がきて いつにもまして緊張してる





  1走の子がスタブロに足かけて フライングもなくスタートがきられた





  速い・・・速い!





  先輩のラストラン






  みんな 気持ちは一つだった






  そして 今日の主役と言ってもいい先輩にバトンが渡された





  あたしが見る限りではスムーズだった






  今まで あまり練習ができなかったとは思えないような走り





  この前のような自分のフォームを忘れたような走りではなかった






  そして 問題の2-3走のバトンに入った






  届く・・・?







  届いた・・・?







  よし!上手く渡った






  「ファイトー!!」






  先輩の応援が聞こえた瞬間・・・









  3走の子が転倒した・・・






  誰もが つまずいて転んだだけだと思った





  すぐ立ち上がって バトンを渡すものだと思った








  しかし・・・





  なかなか立ち上がらない






  競技場内が騒然となった






  3走の子は そこにへたりこんだまま動かない






  いや 動けないんだ





  いやな想像が頭の中を駆け巡った





  と同時に すでに走り出していた






  駆けつけると 部員全員が集まっていて 担架が持ち込まれてくるところだった






  「ぱんッ」という軽い音を立てたと思ったら






  もう自分の足が頭の上にあって






  「肉離れって ブチって音するんじゃないの?」







  なんて考えが頭の中を巡っていたらしい







  医務室まで担架で運んで行き よく見ると






  ん~・・・肩からいったようだ





  右肩がひどい擦り傷になってる







  他にも外傷はひどく 両手両膝に大きい擦り傷





  腕にも小さい擦り傷が残っていた







  痛いって言ってんのに 医務室のおばさんの手当は雑だった






  一番痛いのはもも裏だって何回も言ってんのに





  「肩は大丈夫なの?肩は?折れてはないようね」






  肩じゃないっつーの






  もも裏を早く冷やせ






  傷にもガーゼを適当につけられて ひどい手当だった






  見てらんなかった














  パパとママに 車で来てもらえるように連絡をして






  みんな解散した















  その子には 「2のジンクス」と言うものがある





  中2のときにも大きな怪我をして シーズンを悔やんだ





  「今年は気をつけないと やばいかもしれない」






  2年になったときに ちらっとそんなこと言ってるのを聞いた気がする






  もう少し 慎重になるべきだった






  悔やんでも どうしようもない






  一番盛りの 2年生のシーズンに突入したばかりだった








  今年もシーズンを悔やんだ