今回は、
キャベツ
について、お話しましょうね
キャベツは一年中収穫されるお野菜なので、
そのときに、お店に並んでいるものは、全て、旬と言う事になりますね
「春キャベツ」「冬キャベツ」等と呼ばれていますが、
春に収穫されるから、「春キャベツ」というわけでは無く、
これは、品種の名前なんです
注目したい栄養素はビタミンＵ 別名 キャベジン
どこかで聞いたことありますねぇ～
ビタミンＵ
抗潰瘍ビタミンとも呼ばれ、胃や十二指腸潰瘍の傷ついた粘膜を修復し、
潰瘍を治す効果があります
しかも、守るだけではなく、新陳代謝を高める機能があり、老廃物を
排泄するデトックス効果もあるんです
トンカツのつけ合わせには、キャベツの千切りがつきものですが、
これは栄養面でももってこいの組み合わせ
キャベツに豊富に含まれる食物繊維がトンカツの脂肪の吸収を抑え、
ビタミンUが胃腸を優しく守ってくれます
ビタミンＵはそもそもキャベツから発見され、
キャベジンと呼ばれました。
同名の胃腸薬は、
まさにこの成分の薬効効果を薬に取り入れたものなんです
良く、このお話をすると、「また～うそだぁ～
」
なんて言われちゃいますが
、本当なんですよ～
そして、なんと言っても美容の友
ビタミンＣがずばぬけて豊富です
春キャベツ100ｇの中にはレモン半個分に相当する
ビタミンＣが含まれ、大きめの葉を２～３枚ほど食べるだけで、
１日の必要ビタミンＣをカバーできます
芯の部分にたくさんビタミンＣが含まれているので
捨てずに、食べてくださいね
その他に
ビタミンＡ、Ｂ１、Ｂ２
ビタミンＥ、Ｋ
ナイアシンなど、ほとんどのビタミン類のほか、ミネラル分も多く
カルシウム、リン、鉄分
カリウム、マグネシウムなどが含まれています
ビタミンＫには、
骨にカルシウムが沈着するのを助けるはたらきがあり、
骨粗鬆症の予防に効果があります
ビタミンＫが不足すると、骨に十分なカルシウムが取りこめなくなって
骨がもろくなり、鼻血や大腸炎などをおこしやすくなります。
食物繊維も多くふくまれているので
便秘を改善するだけでなく、腸内環境を良好に保ち、
大腸がん、高血圧、動脈効果、糖尿病、肥満などの病気に
効果のあることが判明しています
ビタミンＡ・カロテン
キャベツの外側の葉の緑色部分には、
カロテンが比較的多く含まれています
カロテンは体内で必要な量だけビタミンＡに変わり、
残りは抗酸化物質として働き、
ビタミンＡは、皮膚や粘膜を丈夫にし、がんの予防や、
活性酸素の害からからだを守るはたらきがあります
カルシウム
キャベツからはカルシウムもたくさん摂取できます。
カルシウムは丈夫な骨を維持してイライラを解消し、
精神を安定させる作用もあります
ビタミンＣといえば、
美肌効果（コラーゲンの生成を助けてくれる）
生活習慣病の予防（抗酸化作用）
感染症の予防（免疫力の増強）
貧血の予防（鉄分の吸収を促進）
ストレス軽減
といった、美容にとっても良い効果がありますよね
ビタミンＣはコラーゲンや鉄分の吸収を助けてくれます
キャベツは千切りにして、生で食べても美味しくいただけますが、
摂取できる量も限られますし、ビタミンＣを
豊富に含む芯の部分を生で食するにも、限界があります
胃を保護してくれて、コラーゲンや鉄分の吸収を助けてくれる
胃に優しくて、美容にとっても良い食べ方
そう、あれですよ、あれ
もつ鍋～
たっぷりキャベツを芯まで食べれて、
コラーゲンもいっぱいとれて、美味しくって
キャベツは加熱すると、甘味も増しますしねぇ
私は、美容鍋と呼んでいます
おすすめのもつ鍋は
博多もつ鍋屋さん → http://www.hakatamotunabeya.com/index.php
お取り寄せが出来るので、是非一度
試してみてはいかがですか
美味しすぎて、最後の一滴までぺろりと食べちゃいます
胃腸に優しく、
美容に良い、成分を、まるごとたっぷりとれちゃいますよ～
☆お知らせ☆
今度、ラジオに出演させて頂くことになりました（予定ですが）
野菜ソムリエに関するお話をさせてもらいますよぉ
詳細は、また、お知らせしますね
