初めての日本人。 | じぇいにっき。

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適当に書きます。

どうも、私です。じぇいです。



自伝書
〜故郷編〜



初めて見る日本人男性


「お前のママ日本人と結婚するってよ」



そんな話を耳にしてから

ほどなくして


母はやっと帰国してきました。

待ち望んでいた再会です。



久しぶりに会う母は

お腹が膨れていて

お腹の中に妹を宿していました。


結婚相手との子です。

そんな結婚相手は

日本人男性で優しい笑顔で

私たちに微笑んでいました。



初めて見る日本の方は

肌の色が白く


日本人=金持ちが
我々の持つイメージということもあり

どこか裕福そうな
雰囲気を漂わせていました。



母は言います。

お前たちの新しいパパだよ。





パパということは

私たちは子ということになり

さすれば
一緒に住む事になる。


一緒に住む=日本に行く


幼心にそれを
知っていたのでしょうね。


私たちは迷うことなく
パパと呼びました。


新しいパパに挨拶を済ませると

私たちにお小遣いをくれました。


日本のお金で1000円です。

初めて見る日本のお金に
新鮮さを感じながらも

故郷のお金に換えたら
一体いくらになるのか

胸を弾ませる私もいました。


結局、母に換金してもらい
ピンハネした状態で

100ペソ札もらいました。


100ペソと言うと

パンが約5ペソ
ジュースが約10ペソなので

幼い私には充分な大金でした。



さすがは日本人


私はそう思いました。



母と新しいパパは

妹を出産するまで

滞在していました。


期間で言うとそこまで
覚えてはいませんが

短くなく、
そう長くもありません。



久しぶりの母との再会だったのに

最初のパパの
第一印象と別れの時の記憶が強く


中間は…

床で寝ていた私の横で

母と新しいパパが
ベッドに横たわっていた。


と、そのくらいしか

覚えていません。



母たちが日本に帰るという時




お前たち2人を

必ず日本に呼ぶからね!

次来た時迎えに行くから!



と、

母が約束をしてくれました。


今までは

いつになるかわならない
母の帰りを待つ暮らしとは違い


次に会う時は
私たちが日本に行ける日でもあるので



母が日本に帰る日は
寂しさ以上に

胸が弾んでいました。




ーつづくー