Yasuji先生とのアフターでの気づき | サルサのある日常 PartⅡ ➡ シン・サルサのある日常 新章

サルサのある日常 PartⅡ ➡ シン・サルサのある日常 新章

サルサは簡単に始められる、とても楽しく奥深いペアダンスです。
このブログがサルサに関心を持たれたあなたの少しでも参考になれば嬉しいです。

前回の第1土曜日Yasuji先生とのアフターにて
「ON1の女性は自分で回ろうとする事が多い」的な話題が出ました。

確かに私もON1の女性とCUBANを踊っていてそう感じる時があります。

特に多いのが、ディレケノ(ON1のクロスボディリードの様な動き)からグアペア(オープンブレイク的な動きから5カウントで男性の右手と女性の左手を合わせて押し合う様な動き。パラティパラミとも言われることがある動き)へ移行しようと開く時に女性が開いた状態以上にターンしようとして背中をこちらに向ける様な状態(ショルダーチェック的なポジション)になることがあります。

Yasuji先生も「そうなる人が多いから、ゆるくリードしているつもりなんどけど、回ろうとする女性が多いのは何故なんでしょう..」と疑問に感じていらっしゃいました。

いろいろと話し合った結果、Yasuji先生も納得の答えがでました。

何故、ON1の女性は回り過ぎてしまうのか?

そこで出た結論は

「ON1を練習している女性は、クロスボディリードから手を繋いだまま開いて男女が横を向く動きやポジションが基本的に頭にない。」ということでした。

ON1を教える先生によって異なりますが、一般的にON1の女性の基本的な動きは1本の線の上をまっすぐ往復する動きが良しとされています。

そして、カウント1の時の女性の向きは男性に正面を見せているか、背中を見せているかがほとんどです。もしかすると、俗称スライディングドアや腰ターンなんて言われるインサイドターンを腰で止めて男性の背面をサイドステップするような動きを苦手とする女性が多いのは、このあたりに理由があるのかもしれませんね...(笑)

話を戻しますが、ON1の女性には横を向いて止まる動きが頭にないので、CUBANのディレケノから開くリードがON1のクロスボディリードからショルダーチェックに入るリードと重なって背中を向けてしまうのだろう、と言うのがYasuji先生納得の結論となりました。

もし、CUBANスタイルの男性がイベントのフリータイムでON1の女性と踊る事があったなら、今回の結論を知っていれば、同じような場面でお相手がターンし過ぎたとしても、「チッ」って思うことなく優しい気持ちでいられると思います。

また、ON1の女性もCUBANのこの開いて横を向く動きを知っていれば「この人のリードわかりにくい...チッ」なんて思わないで、「あっ、この男性はCUBANスタイルなのね」なんて気持ちに余裕が出来るかもしれません。

そんなこと知らなくても、私は限られた場所で限られた人とだけ楽しく踊れればいいの、って方ももちろんいらっしゃると思います。

しかし、サルサを踊る方の多くは男女とも、いろんなイベントでいろんな方と楽しく踊りたいと思っているように感じます。

ON1スタイルとCUBANスタイルはリズムの取り方が同じで親和性が高いので、お相手のスタイルが初めて同士でも比較的踊れると思いますが、お互いがお相手の事が少しでも分かって、お互いが合わせていこうと言う気持ちがあれば、リードやフォローの行き違いがあっても優しい気持ちで踊ることが出来るような気がします。

Yasuji先生、RIO先生との札幌ツアーに向けてON1、CUBANそれぞれのスタイルをより多くの方が少しでも知って、優しい気持ちで一緒に楽しく踊れる方が増えたらいいなって思っています。

Yasuji先生、RIO先生との札幌ツアーにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいね。

お問合せ先 ポエたまGin(ぎん)
Mail: gin.salsa.gin@gmail.com