サルサ インディペンデンス デイ? | サルサのある日常 PartⅡ ➡ シン・サルサのある日常 新章

サルサのある日常 PartⅡ ➡ シン・サルサのある日常 新章

サルサは簡単に始められる、とても楽しく奥深いペアダンスです。
このブログがサルサに関心を持たれたあなたの少しでも参考になれば嬉しいです。

先日何気なくテレビを見ていたら、映画インディペンデンス デイ続編の紹介をしていました。

映画の内容は簡単に言うと宇宙人の地球侵略を全世界が力を合わせて阻止するというお話です。

その時ふと頭に浮かびました。

「サルサ インディペンデンス デイ」(笑)。

それは
サルサを経験したことのない一人の女性の何気なく発した言葉によって始まった...

「サルサって、裸のような格好で男女がくっついて腰を振って踊るエロいダンスでしょー?わたしは絶対ムリ!死んでも出来ないわ」

この言葉は瞬く間にSNSを通じて日本中へと広がった。そしてある日その言葉を聞いた人の中から「先入患」と言う新型ウイルスが誕生した。

そのウィルスはあっという間に日本全土に蔓延した。

感染者は急激に老化が進み、最期には「死んでもできない、死んでもできない...」と言いながら死んでいった。

そんな中、家族に内緒でサルサを続けていたあるオヤジの奥さんが先入患に感染してしまう。
 
どんどん衰えていく奥さんを前に、うろたえ何をどうしていいかわからなくなった彼は、彼の人生で唯一の趣味であるサルサを最期に奥さんと踊りたいと思い、お気に入りの曲をかけ彼女を抱きかかえながら踊り出す。

奥さんが少しでも踊りやすいように細心の注意を計りながらお気に入りの曲に合わせて丁寧にステップを踏んでいく。

ただ奥さんに楽しんでもらいたい、喜んでもらいたい一心でリードするオヤジ。

曲も半ばを過ぎた頃、オヤジはある変化に気が付く。

それまで奥さんの全体重を支えて踊っていたオヤジの腕が急に軽くなっていた。

それは、オヤジのリードに合わせて奥さんが自分で動くようになったためだった。

ただひたすら心を込めてリードするオヤジ。

そして曲が終わった時

奇跡は起こった

それまで「死んでもできない..」としか言わなかった奥さんがぽつりと呟いた

「た、の、し、い...」

すると今まで老婆の様にカサカサでシワシワだった奥さんにみるみる張りと潤いが戻り以前の容姿へ、いや今まで以上に艶やかな女性になっていった。

彼女は助かった。

この噂は、瞬く間に日本中に広まった。

日本中のサルサを踊れる人たちが感染者を助けるために立ち上がった。

老いも若きも初心者も経験者もON1もON2もCUBANも関係なく、みんなで協力して感染者に楽しんでもらう事を一番に考え踊り続けた。

そして、サルサで助けられた人たちがまた次の感染者を救っていき先入患は急速に終息へ向かっていった。


7月の第2土曜日、最後の感染者の口から「たのしい」の言葉が発せられ先入患は完全に消滅した。

街は今まで以上に活気に満ち溢れた人々で喜びに沸きかえり、至る所でサルサを踊り祝杯をあげていた。

そして、この7月の第2土曜日はサルサのインディペンデンス デイとなった。

めでたしめでたし(笑)。


と言うわけで

7月9日土曜日は、サルサ デ ツボーチョでサルサ インディペンデンス デイ(なんでやねん...笑)をお祝いしましょうー!