サルサ モテ男への道 第7回「表と裏」 | サルサのある日常 PartⅡ ➡ シン・サルサのある日常 新章

サルサのある日常 PartⅡ ➡ シン・サルサのある日常 新章

サルサは簡単に始められる、とても楽しく奥深いペアダンスです。
このブログがサルサに関心を持たれたあなたの少しでも参考になれば嬉しいです。

今回もY君はイベントに参加してくれました。

今回は事前のイベント案内で曲が裏返った時の対応についてやると告知していたのですが、他の練習で時間を使っているうちに失念してしまいました。

イベント後にY君から、それが受けたかったんだよと指摘され、本当に申し訳なかったなと思いつつも、Y君も曲とステップが裏返って踊ることに違和感を感じるようになったんだということが感動的でした。

彼は、サルサを聴き続けることにより、だんだんクラーベがわかるようになって来たのですが、逆にクラーベがハッキリ聞き取りにくい、ボーカル重視のロマンティカ系が踊りにくくなって来たのだそうです。
(アンソニー様許してやって下さい...笑)

確かに、見た目はロマンチックというよりはアフロという感じではありますが...(笑)。

ところで、皆さんは曲とステップが裏返っていると気になりますか?

裏返った状態とは、LAスタイルの男性のベーシックステップの場合、曲の1カウント目に左足を前に踏み込み5カウント目に右足を後ろに踏み込むのですが、これが1カウント目で右足を後ろに踏み込む状態を裏返った状態といっています。

多分かなりの方が気になるとお答えになるのではないでしょうか。

ただし、いくら気になっても男性のリードに合わせるのが大前提ですので、男性が気にしない方の場合(初心者やラティーノに多い傾向あり)、気になる女性は踊っていてもイマイチ気持ちよくないって事になっちゃう訳です。

そう言う意味でも男性はできるだけ曲とステップが裏返らないようにしたほうが女性に喜ばれるということになります。

しかし、ここで気をつけたいのはあまりにも神経質にならないことです。

サルサは結構途中で裏返る曲は多いものです。また、曲によっては1曲の中で頻繁変わったりするものもあり、裏返ったと思ったらすぐまて裏返って元に戻るなんて曲もよくあります。

ですから、あまりにも神経質に敏感に反応すると変えた途端にまた変える何て事にもなりかねません。

では、どの様に対応すればいいでしょうか?

一つは、いろんな曲をとにかく聴き込んで、裏返ってもまたすぐ戻る曲なのかを事前に知って対応する事です。ただし、これは有効ですが、全ての曲を聴き込むことは一般のサルサを楽しんでいる方にはほぼ不可能でしょう。

ただ、よくかかる流行りの曲やスタンダードなものは出来れば知っていた方がいいと思います。

では、初めての聴くような曲の場合はどうすればいいでしょうか?

先ずは裏返ったとしても慌てて戻さず、少し様子を見て変わらない様なら、キリのいいタイミングで調整する方がいいと思います。

曲によっては、コロコロ変わるものもあります。もし変わった都度調整していたらダンスどころでは無くなってしまいます。

1番はあえて調整せず変わるタイミングなど確認しておいて2番で調整して行くぐらいでもいいかと思います。

この辺りは、曲の聴き込み具合や曲に対する感覚、経験がものをいうところではあります。しかし、普段から曲に合わせて踊ることを意識し曲をよく聴いて踊る様に心がけていれば、意識していない方よりは女性にも喜ばれるリーダーになれると思います。

この辺りについては「はじめてのサルサ」で継続的に取り組んでいきたいと思いますのでよかったらご参加下さいね。

ではまた(^o^)/