サルサ モテ男への道 番外編「熱い」 | サルサのある日常 WeStep編

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サルサは簡単に始められる、とても楽しく奥深いペアダンスです。
このブログがサルサ(ペアダンス)に関心を持たれたあなたの少しでも参考になれば嬉しいです。

このところY君は諸々多忙のためサルサが出来ない状況でした。しかし、そんな状況でも、彼のサルサへの情熱は冷めることなく燃え続けてるようですので、しばらくはこのプロジェクトは続けられそうです。
ε-(´∀`; )

そこで、今回は彼の熱さを物語るエピソードをご紹介したいと思います。

彼のサルサとの出会いは、銀座ポエトリー魂の「はじめてのサルサ」というイベントでした。

ここで「銀座ポエトリー魂」の由来について少しご紹介させていただきます。

2006年に飯田橋の駅から徒歩15分ほどの奥まった雑居ビルの2階にポエトリー・イン・ザ・キッチンというカフェがオープンしました。

そこで毎週水曜日の夜にRIO先生のもとサルサのレッスンとパーティーが開催されることになりました。

そこに集まるメンバーが、誰言うとなくみんなの分も酒や食べ物を持ち寄るようになり、それをみんなが遠慮なく食すという文化が生まれました。

そして、いろんな馬鹿馬鹿しい企画を次々と考えては真剣に取り組み、みんなで大いに盛り上がるという、松岡修造並みに熱くなれる場所ができあがり毎週大盛況となりました。

しかし、そこはビル側の都合で約2年で幕を閉じてしまいました。

その後、いろいろと場所を変えてRIO先生のもと飯田橋のメンバーがサルサを続けていましたが、いつしか当時のメンバーも結婚や転勤などでそれまでのようにサルサもできなくなり、RIO先生が赤ちゃんを授かったタイミングで活動を休止され、メンバーもバラバラになり皆んなで一緒に何かやる事もなくなりました。

飯田橋初期メンの一人である私が、ポエトリー・イン・ザ・キッチンの当時のメンバーが気楽に遊びに来られる場所として、また、人を喜ばせる為に熱くなれる当時の魂を受け継ぐ場所として、私が初めてサルサに出会った場所である銀座のラスリサスでイベントが出来ればと思い始めたのが「銀座ポエトリー魂」(ポエ魂)です。

いやー説明が長くなってしまいました...

さて本題ですが、今の説明を聞いて飯田橋のポエトリーがあった場所に行ってみようとお思いになった方はいらっしゃるでしょうか?苦笑

私でさえ、ポエトリーが幕を閉じて以来その後どうなったか行ってみようと思ったことはありません。

しかし、ここに昔のポエトリーを気にかける人間が一人いました。

そうです!Y君です。

Y君は飯田橋のポエトリーのあった場所へ行ってみようと思いストリートビューで探してみたというのです。

結果マンションか何かになっていたようで行くことは断念したようですが、ストリートビューで探そうなんて発想は私にはありませんでした。

んーっ、なんか熱いぞY君!

サルサ モテ男への道 第3回「資質」で、彼がサルサの練習のために会社の女の子にお願いして相手をしてもらったエピソードをご紹介しました。

その後も練習相手をしてもらっているのか聞いたところ、最近は相手をしてくれなくなったそうです。

その理由が、

「なんか、一生懸命すぎて面白くないから」

だそうです。涙

Y君、確かに君の一生懸命な姿はちょっと暑苦しいかもしれない。笑

しかし!

熱くなるのがカッコ悪いなどと思っている若僧世代には、一生懸命な君の本当のカッコ良さなどわかるはずがないのだ!(私もまだ探している最中だが...笑)

と、かようにY君はサルサに熱く一生懸命取り組んでいます。


Y君、世の中にはなんでもそつなく直ぐに出来てしまう人もいます。しかし、一生懸命練習をした結果、やっと出来るようになったクロスボディリードの方が、そこに生まれる感動の量は圧倒的に多いはずです。

クロスボディリードひとつで、まわりの女性に感動を与え、自分も出来るようになった喜びを実感できるなんて、君のサルサは一粒で二度美味しいアーモンドグリコの様なサルサです。

そのサルサに対する熱意がある限り、必ずいつかグリコの様な甘くとろけるようなリードが出来るようになります。ただし、それまでには熱さが故に歯について差し歯が取れてしまうような事もあるかもしれません。けれど、そんな事さえもきっと後で笑い話になるので、このまま一生懸命楽しんで続けてくださいね。