サルサ モテ男への道 第4回「ご褒美」 | サルサのある日常 WeStep編

サルサのある日常 WeStep編

サルサは簡単に始められる、とても楽しく奥深いペアダンスです。
このブログがサルサ(ペアダンス)に関心を持たれたあなたの少しでも参考になれば嬉しいです。

今回、Y君はポエ魂ANNEX「はじめてのサルサ」にアフターまで参加してくれました。


今回の練習内容は、ベーシックステップ、サイドステップ、クンビアステップ、ライトターン、レフトターン、クロスボディリード
を練習し、最後に右手と右手のクロスボディリードからショルダーチェックで女性を背中を向けた状態で止めて、そこからピボットターンで振り向かせそのままライトターンというルーチンを練習しました。


最初に彼が苦戦したのは、レフトターンでした。


男性自身がレフトターンをすることはあまりないのですが、女性にレフトターンをかけるにあたり女性の動きを理解してリードするためにも男性もターンできることは重要だと思います。


先ず、1-3カウントのピボットターンで振り返るところが彼にとって最初の難関でした。


彼の場合、3カウント目に左足のつま先がしっかり後ろを向いていないため、次の5カウント目の右足を前に踏み込みにくいという状態になっていたので、そこを指摘すると今度は2カウント目のターンで頑張って後ろを向こうと意識し過ぎてフラついてしまっていました。


レフトターンの2カウント目(女性は6カウント目)はライトターンほどしっかり180度回転する必要はなく、親指の付け根で90度程左に回れば、3カウント目で左足のつま先を後ろに向けて踏むことは可能となります。

後は5で踏み出した右足を90度程左回転させ振り返り6で左足に体重移動させ、7で右足を左足にそろえて完了です。


彼はピボットターンに慣れていなかったので、慣れるように何度も繰り返し練習しました。(すぐに彼の目が回ったことは言うまでもありません。笑)


また、今回彼はダンスシューズも購入し、はじめてダンスシューズを履いて練習に臨みましたが、本人曰くよくすべり踊りやすいとの事で、大変喜んでいました。


シューズをすぐに購入するところにも、彼の本気さが伝わってきます。


さて、その後のペア練習で彼が苦戦したのが、同じくレフトターンでした。


ペアのレフトターンはライトターンほど使われないターンです。しかし、その動きはクロスボディリードからのインサイドターンなど、頻繁に使う技につながるものがあり、しっかり出来るようにしておきたい技の一つです。


オープンポジションからのレフトターンのポイントは5-7カウントで女性がピボットターンしやすい様にリードすることです。

注意が必要なのは女性を振り返らせたいからと言って5-6で直線的な後ろへのリードにならない様にする事です。


この辺りは、彼はまだまだこれからなので、女性の動きを考えながらリード出来るように毎回練習していくつもりです。




今回彼は久しぶりにフリータイムにサルサを踊ったのですが、彼にとって最高のご褒美が待っていました。


それは、彼と踊った彼を最初から知っているポエ魂の女性陣がみんな口を揃えて、Y君がすごく上手くなったと言って喜んでくれたのです。


これは嬉しいものです。頑張って練習してきたことが報われる瞬間です。こういった喜びを経験すると、少々の事ではつぶれなくなります。


本気で叱咤激励し一緒に喜んでくれる仲間がいるというのはサルサが上手くなりたい人にとって実にありがたい事です。


もちろん彼の人柄もありますが、なかなかクラブレッスンの場だけの付き合いでは構築しにくい人間関係です。


ポエ魂では、ほぼ毎回イベント後に飲み会をやっています。そこでみんなが大笑いしたり、熱く真剣に話し合ったり、時にはその場で技の練習をしたりするこの時間の共有が人間関係構築に大きな役割を果たしている思います。

なぜなら...


だって、人間だもの...( ̄▽ ̄)


サルサを始めたい方、上手くなりたい方、一人で孤独と戦いながら頑張るのももちろん素晴らしい事ですが、気楽に練習相手をしてもらえる仲間がいた方が、きっと早く楽しく上手くなれると思いますよ。


人によっては人付き合いが苦手な方もいらっしゃると思います。私も普段は積極的に人と関わりを持つことを好まない方の人間です。


しかし、縁あって人と関わりをもたずには成立しない非日常的なこのサルサというダンスを好きになってしまったのだから、サルサに関するところでは、非日常的な自分を出して、人としての根っこの部分に素直になって行動してみようと思っています。


是非一度ポエ魂に遊びに来てみて下さいね。


では、ポエ魂で(^o^)/