サルサ モテ男への道 第3回「資質」 | サルサのある日常 WeStep編

サルサのある日常 WeStep編

サルサは簡単に始められる、とても楽しく奥深いペアダンスです。
このブログがサルサ(ペアダンス)に関心を持たれたあなたの少しでも参考になれば嬉しいです。

今回Y君は、予定があったようでしたが、1時間半は時間が取れると13:00から14:30まで練習に参加してくれました。

前回宿題として、
1.とにかくいつもサルサを聴くこと。
2.曲に合わせて、その場で足踏みをすること。
の2つを彼に出しました。

結果は、ちゃんとステップの練習をしたようで、とても良くなっていました。

何よりも感動したのが、会社の会議室を定時後に予約して、そこでステップの練習をしたと聞いた時でした。

そして、それを聞いて確信しました。彼は必ずサルサが上手くなると。

彼は、家だと下に住む方の迷惑になり思っきりステップが踏めないので、会社で練習する為に会議室を予約しました。更にペアの練習の為にサルサを知らない会社の女性にお願いしてお相手をしてもらったとのことでした。

これは、なかなか出来ません。
先ず会社の女性にお願いして相手をしてもらえる彼の人柄が素晴らしい。同じ事を私がしたらたちまちセクハラオヤジのレッテルを貼られてしまうでしょう...涙。

さらに、そこまでして練習しようとする、その素直な姿勢が素晴らしい。出来ない理由や言い訳などいくらでも作ろうと思えば作れる中、会社の会議室を押さえ女子社員に手伝ってもらってでも練習をすることなど、私には真似できないことです。

この時点で、既に彼は私を超えています。

とはいえ、まだまだ不慣れで経験が少ない現状では、クロスボディリードも上手く出来ない状態です。

今回は、1時間ひたすらオープンポジションでのクロスボディリードを練習しました。

ポイントは1-3カウントで、女性に変なリードをかけずに女性の前の道を開けて、4カウントから女性にじわっと前へ進むリードをかけ、5カウントでターンのリードをかけ始め6カウントでしっかりターンさせる感じです。

この時彼が手こずったのは、5カウントの右足を踏まずにリードしてしまい、足が分からなくなる事と、4カウントからのリードが早すぎたり遅すぎたり小刻みに迷ったりと安定しない事でした。

後半かなり良くなりましたが、クロスボディリードはいろいろな技の起点となる動きで、とても多用される技なので、当面意識しなくても出来るようになるまで、毎回ある程度時間をかけて反復練習して行く予定です。

何はともあれ、Y君!
君はサルサが上手くなる為の素晴らしい資質を持っています。ただ、慣れていないだけです。そのサルサにかける気持ちと姿勢があれば、最初多少もたついても、ある日急に踊れると感じる時が、必ず来ます。ですから、焦らずとにかく継続して下さいね。

ではまた、ポエ魂で。