本日,ベトナムから来客がありました.
ベトドゥック病院・腫瘍科長のPham 医師です.
ベトドゥック病院は,ベトナム・ハノイにある高度先進
医療を提供する,大きなベトナムの国立病院の1つです
(病床数1500床).
で,何故Pham医師が当院にお見えになったかというと,
自家がんワクチンのセルメディシン社の筑波ラボと,
当院での治療の様子の見学が目的です.
実は,7年前に当院で自家がんワクチン療法を施行した
脂肪肉腫の再発患者さんが,長期にわたり疾患制御が
得られているということで(Pham医師が主治医),
「自家がんワクチン療法とはなんぞや?」とご興味を
持たれて,この度の訪日になりました.
この脂肪肉腫の患者さんについては,Pham医師が今後
論文として発表予定とのことですので,ここで詳細を
述べることはできませんが,論文発表されたあとは,
皆さんに本ブログ,もしくはYoutubeにて内容を
ご紹介しようと思います.
【当院診察室にてDr.Phamと(本人の許可を得て掲載)】
Pham医師は,今後ベトナムでも自家がんワクチン療法の
導入を検討していきたいとのことでした.![]()
