2日続けて,がん撲滅サミットのネタになりますが,
昨日夕方,坂口志文先生が今年のノーベル生理学・医学賞を
受賞されたとのニュースが流れました.
「へぇー,日本人スゴイスゴイ」と思いながらネットで
お顔を拝見して,何処かでお見かけした気がする・・・
と思い,思い出しました.
「世界がん撲滅サミット2023 in OSAKA 」で先生の
ご講演を拝聴したことがあったのです.
故・中見利男 永世代表顧問も喜ばれているでしょう.
坂口志文先生のがん撲滅サミットでの講演内容の
Youtubeを紹介します.![]()
補足ですが,少量抗がん剤治療ががんに対して効果発現を
示す理由の1つとして,今回のノーベル賞の受賞対象と
なったT-reg (制御性T細胞)の抑制というのがあります.
がん患者さんの体内で増えたTregを抑えることにより,
効果的ながん免疫に導く(がん免疫を強くする)と
されています.
今までのセミナーでは,話を難しくしないために,単に
「少量抗がん剤の反復投与は,がん免疫を落とさず,
逆に強めてくれます.」とだけ話していたのだけど,
次のセミナーから,T-reg の話を少し盛り込むかな.![]()
