がんワクチンセンター | 「あとは緩和」といわれたら

「あとは緩和」といわれたら

少量抗がん剤治療(がん休眠療法)で
元気に長生きを目指す ー

先日の産経新聞に神奈川県立がんセンターで

膵臓がんに対するペプチドワクチンの臨床試験が開始される

旨の記事あり.

ひと昔前,関西の○○大学で膵臓がんに対して
似たような臨床試験をやってなかってっけ?・・・
と思いながらも,

神奈川県立がんセンターのHPを覗いてみる.

まずは,膵臓がんと食道がんが対象のようだ.
http://kcch.kanagawa-pho.jp/outpatient/vaccine.html

がんペプチドワクチン療法は当院で施行している

自家がんワクチン療法(セルメディシン)
とコンセプトは同じである.

自家がんワクチン療法については,
2014年10月9日~11日に都内で開催される
『日本脳神経外科学会第73回学術総会』
ランチョンセミナーで全国の医師を対象に
講演されることになっている.

医学会内でのセミナーは,一般公開されることはないので,

ご興味のある方は,今月と来月の第4土曜日に当院にて

予定している自家がんワクチン療法のセミナー受講

お勧めする.

10人と少人数限定なので,予約はお早めに.
http://ginzanamiki-clinic.com/seminar

しかしながら,当院が免疫療法に関わり始めた頃は
がんセンターの免疫療法に対するスタンスは基本『無視』で

あったから.

そういった公的機関にがんワクチンセンターなるものが

開設され,免疫療法の臨床試験が開始されるという事実に,
時代の流れを感じている.