銀買取専門店のブログ

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(ぎん、 : silver : argentum)は原子番号 47の元素元素記号Ag貴金属 の一種。


元素記号の Ag は、ラテン語 での名称 argentum に由来する。室温における電気伝導率熱伝導率可視光線反射率 は、いずれも金属中で最大である。光の反射率が可視領域にわたって98 %程度と高いことから美しい金属光沢を有し[1] 大和言葉 では「しろがね/しろかね白銀 : 白い金属)」と呼ばれた。

延性および展性 に富み、その性質は に次ぎ、1 gの銀は約2200 mの線に伸ばすことが可能である[2]

溶融銀は973 °Cにおいて1気圧の酸素 と接触すると、その体積の20.28倍の酸素を吸収し、凝固の際に吸収した酸素を放出し表面がアバタとなる spitting と呼ばれる現象を起こす[3] 。純銀の鋳造は、これを防止するために酸素を遮断した状態で行う。

貴金属の中では比較的化学変化しやすく、空気中に硫黄 化合物(自動車の排ガス や温泉地の硫化水素 など)が含まれていると、表面に硫化物 Ag2S が生成し黒ずんでくる。銀が古くから支配階級や富裕階級に食器材料として用いられてきた理由の一つは、硫黄化合物やヒ素 化合物などの毒を混入された場合に、化学変化による変色でいち早く異変を察知できる性質からという説がある。

銀イオンはバクテリア などに対して強い殺菌力を示すため、現在では広く抗菌剤として使用されている。例えば抗菌加工と表示されている製品の一部に、銀化合物を使用した加工を施しているものがある。

塩素 などのハロゲン とは直接結合しハロゲン化銀を生成する。また酸化作用のある硝酸および熱濃硫酸に溶解し銀イオンを生成する。ただし王水 には溶けにくい。また空気の存在下でシアン化ナトリウム の水溶液にもシアノ錯体 を形成して溶解する。

3 Ag + 4 HNO3 → 3 AgNO3 + NO + 2 H2O
4 Ag + 8 NaCN + O2 + 2 H2O → 4 Na[Ag(CN)2] + 4 NaOH

アルゼンチン の国名は、国の中央を流れる大河ラプラタ川 (スペイン語で銀の川の意味)にちなみ、銀を意味するラテン語名「argentum」から取っている。


銀は、その白い輝きから宝飾品としても広く利用されてきた。貴金属のなかでは比較的産出量も多く安価であるため、日本では特に若者向けの宝飾品として人気があるが、最近は一般的にも用いられるようになっている。

宝飾品などとして利用する場合、純銀では柔らか過ぎて傷つきやすいため、他の金属との合金 の形で利用される(この混ぜる金属を「割り金」と呼ぶ)。日本では一般的に を混ぜるが、加工性や高硬度のため他の添加金属を用いることがある。古代エジプトでは銀は金よりも価値があり、金製品に銀メッキが施された宝飾品が存在する。

カラー配合
プラチナ を混ぜたプラチナシルバーやパラジウム を混ぜたシルバー、また色合いを変えたイエローシルバー、ピンクシルバー、グリーンシルバーなどもある。
  • Silver900 (SV900): コインシルバー
  • Silver925 (SV925): スターリングシルバー (品位記号 Sterling)
  • Silver958 (SV958): ブリタニアシルバー(品位記号 Britannia)
  • Silver1000 (SV1000): 純銀、ピュアシルバー
シルバーの記号
記号の SV は一般的に用いられているが、国際的には認知されていないので、社団法人日本ジュエリー協会は、元素記号である Ag の使用を推奨している。
  • SV900 ⇒(推奨)Ag900
  • SV925 ⇒(推奨)Ag925
純度について
造幣局 では、貴金属の品位証明を行っているが、銀の品位区分を1000, 950, 925, 900, 800(千分率)の5種としている。これに対してジュエリー用貴金属の純度を決めている ISO 9202(国際標準化機構)と JIS H6309(日本工業規格)では925, 835, 800の3種としている(造幣局区分と異なり925を上回るものがなく、また900の代わりに835がある)。これらは品位区分であって、市場に出る地金として認めるとか認めないとかいう観点とは異なる。
流行のピンクシルバーはほぼ500 ‰(割り金は銅)であり、変色しない銀としてかつて用いられたソフトホワイトは500 ‰(割り金はパラジウム)である。また、四分銀(おぼろ銀)は、四分一(しぶいち)といわれ、銀が250 - 600 ‰の各種合金で、伝統工芸品、美術品、宝飾品に用いられている。
その他
銀製品は、年月を経ると空気中の硫黄分と反応して黒ずんでくるが、これを燻し銀と呼んで愛好する向きもあり、また強制硫化やめっきをした銀古美仕上げがある。

銀は、美しい白い光沢を放つ事から、占星術錬金術 などの神秘主義哲学では と関連づけられ、銀は男性を、 は女性を意味していた。ある時を境に位置が逆転し、銀は月や女性原理などを象徴する物となり、一方、金は太陽や男性原理などを象徴する物となった。

また、各種競技、コンクール等で、2位の場合に送られるメダル 等に使われていることから、二位という象徴的意味も持ち合わせている。