以前
娘がチアダンスを始めた
そんな日記を描きました。




7月から始めたチア。

10月から
念願のステージに立つことになり、
イベントステージ4回、


そして先日
ミュージカルのバックダンサーの
体験をさせてもらったのです。


私達は、6月末に
イオンモールでチアのステージを
親子で初めて見ました。


その時は、
きゃー可愛い❣️
感動しちゃーう❣️
チアダンだー❣️太鳳ちゃんだ❣️
目指せJETだ❣️

なんて、キャッキャしてました。
終始興奮状態で、謂わば完成形だけを
見たわけです。


実際娘がチアを始め、
私達が見た完成形の感動には、
ひとりひとりの裏側の道のりと言うのか、
決してステージでは見れない、
悔しい気持ち、
日々練習する姿勢、
お姉ちゃんに憧れる気持ち、
厳しい指導に打ち勝つ心、
チアが好き、チアを届けたい、
揺るぎないハート。


泥臭い
ひとりひとりの道があること、
サポートしながらとても感じました。


先日、
香川の歌のおにいさん、おねえさんの
ミュージカルでバックダンサーとして
おっきなステージで、
本格的なステージを体験しました。


もちろん、観客席も有料で広告も
大々的にされてたミュージカルでした。


人も、お金も、会場スケールもデカイと、
やはりお遊びのお遊戯ではないので
それなりに会場リハが数回あり、
練習もなかなか厳しい道のりでした。


親としても初めて体験しましたが、
まぁ、正直大変でした。

リハ送迎(自宅から会場距離遠め)
リハ中待機、
本番前のゲネ、本番中の待機、
本番1時間公演でも、ほぼ終日付き添い等。


5歳の娘の体力も、
持つかな?大丈夫かな?
本番の見せ所に、疲労困憊ならんかな?
不安もよぎりました。


また、リハ等で会場で見てると、
そのミュージカルのために
実際は表には出ない、
舞台監督、テクニカル担当、
照明、音響、撮影、振り付け、
衣装、メイク等等
色々な人がいたわけです。


完成形だけを見ると、
演者の人しか目には入らない。
その人たちだけを見て
感動するね、なんて感じてたわけです。


何て言うのか、
舞台だけじゃなくてね、
日常でも、


分かりやすく目に見えるものみて
あーだ、こーだ、判断してたこと、
ものすごく恥ずかしくなったんです。
見てる視野の狭さというのか。
見えてるものでしか感じられない
乏しさというのか。


分かりやすく見えるもの、
じゃない、


決して表には現れない、
そこに関わる人の存在、
そこに関わった人たちの気持ち、
そこまで感じとれると、
また、世界の見えかたは変わるなぁ。
そんなことを感じました。
そして、そこまで感じ取れたら
なんと言うか、豊かそのものですよね。
有難いなぁ、そんな豊かさ。


そして思いました。
プロと呼ばれるアスリート、
なにかを極め一流となってる人、
もちろんその人の能力、センス、努力、
それはとても素晴らしい。
が、それを支える親御さん。
偉大だな、頭上がらないなと
猛烈に感じました。


5歳の娘も、
ミュージカル当日までの道のりは
決して甘くはなかったです。
厳しい指導、自宅での練習、
私もきついこと何度も言っちゃった。
泣かしてしまい、
半ば、気持ちも落ちてるのも知ってた。


だけど、本番終わって


「本番のステージ、最高だった。
いちばん、楽しかった」


そう言ってました。


本番のあのエネルギー、
きっと演者さんと、観客一体感になった
あの本番渦めくエネルギーのなかで踊ること。
最高に気持ちがよかったんだろうな。


道のり歩いたからこそ、
感じられることがあるんだと思います。
見える景色があるんだと思います。


一生懸命に打ち込めることがあること、
どんなことでもそれがあるって、
自分の力になるなって思います。
自分の命が喜ぶよな、そう思います。


この体験で自分が感じたと。
いつも大切に、
また日常を生きていきたいです。