一昨日のこと。
お風呂に入りながらふと息子がいった。

「ママが死んだらどうなるのかな?」と。

すかさず娘は、笑いながら

「りんこちゃんの髪してくれる人いなくなる。」

毎朝
娘の髪いじる時間がとても好きです。


「ママいなくなると生活が大変になるね。
そうね、まだふたり小さいから
子どもたちのことめちゃめちゃ大切にしてくれる新しいお母さん来てお世話してもらえたら
ママ安心かなぁ。」


2人ともきょとんとして
新しいお母さん(・_・?)(・_・?)
そんな反応だった。


「ただね、パパがいなくなってもだね。
毎朝髪結んだり、生活はできるけど
何より資金繰りヤバくなるよ。」


「たしかに。
パパ居なくなっても大変だね。」


こんな会話をしながら
家族っていうチームの役割?
どの存在も欠けちゃいけない存在感
そんなことを感じた会話だった。


この会話の翌日の朝。
母から突然連絡があった。


記憶は曖昧だけど、私が保育園の頃
野球部の寮生活してたお兄ちゃんが
真夜中に裸足でうちのピンポンをならし
逃げてきた出来事があった。
このお兄ちゃんは母の従兄弟。


「愛ちゃん、あのお兄ちゃんが亡くなった。
自殺だったらしい。」


電話越しで驚きが隠せなかった。


当時は高校生のお兄ちゃんは、享年50才。
だいぶおじちゃんになっている。
娘ふたり子どもがいて
お兄ちゃんは
故郷を離れ暮らしていたが
発見された場所は
故郷の絶景な海が一望できる
曾祖父母たちが眠るお墓付近だったらしい。


自殺。
自ら命をたつ選択。
お兄ちゃんにしかわからない気持ち。
その選択を選んだ気持ち。
誰にもわからない。
なんらかの苦しみから解放され
ホッとしているのかな。
それもわからない。


言葉にならない複雑な気持ちが
たくさんわいた昨日だった。

命をたつ選択、否定はしないけれど
どうあがいても、
もう命は戻ってはこない現実
とても残酷だな。
現実で生きる身にとって、残酷すぎる。
そんな複雑な心境を
いったり、きたり、した1日でした。


さて、今日もお仕事いってきます。