いつぶりだろう。


休日の午前中、久しぶりに
息子とふたりっきりの時間を過ごした。


4月から1年生になるから
制服の採寸しに朝から歩いてね。


「小学校まで歩いてみよっか?」


引越して来たものの
私たち親子は小学校の位置とか
あまりピンときてなくって
他人事のようなそんな感覚。


寒かったけれど
お日さまの光ポカポカしてて
朝のウォーキング最高やなって
息子と他愛もないお話をして歩いた。


小学校の
体操服、制服、帽子、
一式試着して、サイズも決定した。


わぁ、お兄ちゃんらしくなったな。
親バカ炸裂だけど、可愛いな。
成長をジーンと感じた。


息子は
任天堂Switchをしたくて仕方なく
試着とかどーでもよさそうで
はよして、そんな空気を醸し出していた。




採寸の帰り道

「ママ、手繋ごう」そう言ってきた。
「うん、繋ごう、繋ごう。」


寝る前とか、幼稚園送るときも
手は繋いでるんだけど
両手はいつも満席で
どこかいつも時間に追われてる感覚で
右はりんちゃん、左はてんちゃん。
早くいくよ、急いで。


そんなことばっかに意識は向いて
手を繋いでることを味あう感覚なんて
なかったなってハッとなった。



今日、ふたりだけの空間で
手を繋いで、ただただ歩く。


あんなにちっちゃな手だったのに
大人みたいなおっきな手に成長し


下に視線を向けて歩いていたのに
横見たらお顔があって
いつの間にこんなにおっきくなったんだろうか
そう、「いつの間に」


「ママ、手繋ごう。」


そう、ママを求めてくるのは
いつまでだろう。


そう思うと、なんだか
手を繋いで歩いてるその瞬間が
ものすごく「特別な瞬間」そんな気がした。


ちょっと戸惑ったのが
道中にめちゃめちゃ古いあれ、
そう、ラブホ🏩があるの。


「ママ、ここ泊まれるん?
営業中て書いてあるけど?」


「そ、そうね。」


「てんまも泊まれるん?」


「そ、そうね。」


そ、そうね。
としか言えなかったけど
なんて、答えます?🤣


まぁ、登下校しながら
そうゆう場所ねって気付く日が
男子たちで盛り上がるあの日が
くることでしょう。


ホンマにそっちで泊まられたら
おかあちゃん、ど、ど、どしよ(笑)



「いつの間に」


育児って「いつの間に」の連続かもね。
そう思うと「日常」のあれこれ
まだまだ、とりこぼし、あるなぁ。
まだまだ、「日常」感じれるなぁ。



出産後
本当に四苦八苦しながら
育児と向き合ってきたんだけど
いつの間にか僕は小学生
ジーン、ジーン。



俺どやっ。
後ろにいる必死そうなのかぁちゃん歩く





おっきくなりました。
春から、一年生、楽しみだね。