●香高堂世迷言記=風の便りに聞くお池さんと祭りごと
明るい老後を送りたいと思い、しばらく政治の話を書かないようにしてきた。今年の冬は北風が冷たく、時には強風が隙間風となって我が身体に入り込む。それにしても<オミクロン株>は凄まじいほどの勢いで吹いている。ダンスパフォーマンスなどのテンポでなく、今時の若者のダンスステップのような速さの違いがあるようで、<尾身クーロン歌舞音曲>はご法度のようだ。
その対策と言えばお寒いもので、約2年にわたり何度も繰り返されてきたパターンが続く。政府分科会の尾身会長は「人流抑制より人数制限」との訳の分からぬことを言い出し、小池知事は「不要不急の外出を控えてください」としか言えない。かの杉村太蔵にさえ「おっしゃってることは間違ってないと思うんです。2年前と言う事が変わっていない」と言われている。
PCR検査さえ出来ない状況なのに「憲法に緊急事態条項を設ける必要性」を訴え、憲法改正さえ要求する輩も、またぞろ這い出した。アベノマスクの始末さえ付いていないのに。それにしても、参院選の準備で忙しいのか、相変わらず小池都知事の自己保身と自己顕示がより目立つ。以下の、都庁関係者と思われるネットでの投稿が日本社会を的確に表している。
<⇒>はこれに沿って香高堂の世迷言で国政の現状を書いたが、現代の日本政治がよく分かる。
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第一の悪政<人事権を振りかざす恐怖政治>
⇒大臣の椅子と要職を争う与党政治家の動き
第二の悪政<女性登用という名の女性蔑視>
⇒女性登用しない女性蔑視とパワハラの横行
第三の悪政<密告を奨励し分断する職員目安箱設置>
⇒広告代理店などを使ってネット発言を偽造隠蔽。
第四の悪政<巧妙な情報操作とイメージ操作>
⇒ご飯論法駆使、論点はぐらかす印象操作。
第五の悪政<隠れ浪費で都財政は火の車>
⇒身内関係者にばらまき、財政破綻を演出。
第六の悪政<横文字政策ご執心、都市インフラは無関心>
⇒カタカナ語を多用、デジタル化と称して悪用する。
第七の悪政<敵か味方か単純な二者択一思考>
⇒同調圧力で従順化させる思考教育を進める。
悪政+1<都庁は小池知事に食い物にされた>
⇒国政は小泉に始まり、スガ&アベノミクスに飲み物にされた
悪性+2=都民ファースト何処に、小池知事は知らんぷり
⇒立憲民主党は何処に、何枚もの舌を持つ維新に呑み込まれる。◆
旅に出られないから、バルカン半島サラエヴォの空を思い出し。