旅空香高堂=花の芽吹きと我が回復基調。

 

4月1日、停電工事の影響で早めだったが、退院して1週間になる。今朝起きて、やっと身体の安定を感じるようになった。ここ数カ月、五十肩のような症状に襲われ、肩、首付け根、腕が強張り、身体が悲鳴を上げているような状態だった。足腰にも影響を与え、身体の左右前後のバランスが滅茶苦茶になっていた。

 

今回は肝臓の横隔膜近くに約20ミリ近くのがん細胞があり、これを焼灼するには水の注入が行われた。謂わば内臓が火傷状態になり、肺呼吸に関わる筋肉の1つである横隔膜にも影響を与え、浅い呼吸が続き、やっと深呼吸が出来るようになった。横隔膜が弛緩することによって肺が収縮し、息が吐き出され、腹式呼吸が行われる。呼吸が浅いと筋肉などに十分な血液が流れない。

 

 

さすがにゴルフ練習は止めていたが、朝のストレッチとヨガもどき動き、ゴムバンドにより体力回復への取り組みは進めていた。火曜は近所の錦糸町恩賜公園で、ランチ弁当花見も出来た。買い物のためのスーパー通いは退院翌日から続いており、朝食と昼食づくり、後片付けも同様であるが、元気になるためと理解しているが・・・。

 

 

元気になる力は、<環境が与える外的な力と個人に内在す力>に分けられるようだ。外的な力とは<社会的評価を受ける、能力発揮の機会を得る、家族友人などサポートや信頼できる人の存在>、お金や住居、趣味、衣類、食事などへの興味もある。さらには<権力を持つ>というものがあるようだが、こればかりはコロナ禍社会においてはあまりお勧めできない。

 

内的な力は<意志力と自立性、目的意識、自己と他者の受容>などがあり、<積極的な他者との関係>、<遺伝的体質や気質>も含まれるとされる。この内的な力を高めることで、心理的な向上心が生まれるが、そこへの起爆剤とは何か、さてさて、どこから始めるのか。

 

 

ところで、ウシの横隔膜は食材として用いられ、腹側の肋骨に接する部分を<ハラミ>、背側の腰椎に接する部分を<サガリ>と言う。今日のランチは元気回復のため高級肉は使えないが、冷凍しておいた牛肉を使って焼肉丼にでもしようか。