「錯想する季節」

夏の終わりと秋のはじまりが合わさるとき

小さな体に秘めた

たぎる想いを昇華するように

ひたすらに叫びつづける

蝉の声が心揺さぶる


夏の終わりと秋のはじまりが合わさるとき

小さな体に秘めた

あふれる想いを伝わすように

しずかに奏でつづける

秋虫の声が心震わす


夏の終わりと秋のはじまりが合わさるとき

蝉の叫びと秋虫の演奏が交錯する

そして僕は・・・

燃える想いと静まる想いに

心揺られながら 心震わせながら

錯想してゆくんだろう