「侍かふぇ ~初戦~」

拙者 四国は土佐のしがない侍でごわす
縁あって一時の宿を借り受ける身なれば
主人にいくばくかの借りを返すべく
かふぇなるものをお助け申すでごわす

早々に客人がいらしったようでごわす


拙者:遠路はるばる ようおいでなすって

客人:え~と コーヒーひとつ

拙者:なんと舶来茶でごわすか!?
   それはなんと・・・
   承知つかまつったでごわす


拙者 ようようと舶来茶を運んだでごわす
なんとも歯ごたえのない・・・
と 油断したのが運の尽きでごわした
拙者 鬼湯のごとく煮立つ舶来茶を客人に浴びせてしまったでごわす


客人:!?!?!あっち~!!
   なにすんだ てめぇ!

拙者:これは失礼つかまつった
   大丈夫でごわすか?

客人:大丈夫なわけねぇ~だろ!
   どうしてくれんだよ!?

拙者:・・・・・・

客人:黙ってね~で何とか言えよ!

拙者:ご免申し上げる
   切腹いたすか?
   拙者 切腹いたすがよいか??

客人:あ~ん?切腹??
   やってみろよ

拙者:・・・・・・
   本当に切腹いたすがよいか?

客人:だ~か~ら やってみろって

拙者:・・・・・・
   それだけは堪忍をT_T
   武士の情けでそれだけは堪忍をT_T


拙者 恥ずかしながら慈悲を求めたでごわす
正直申し上げると 涙ぼろぼろでごわした・・・
江戸の怪物は恐ろしいと聞いてはいたが
これほど恐ろしいとは・・・

拙者 故郷に帰りたいでごわす・・・