「穢れなき穢れ」

ひな鳥のようにたたずんでいる
穢れないキミが眩しすぎて
僕はただもう見惚れてしまう

ましろい繭に包まれている
穢れないキミが美しすぎて
僕はただいたずらに時を流れ泳ぐ

穢れないキミを見初(みそ)め
穢れた僕の心には
欲望と情愛が芽生えはじめる・・・


薔薇の蕾のように誰かを待っている
穢れないキミがいじらしくて
僕はただその花弁を開かせたい

無垢な聖女を宿している
穢れないキミが愛しすぎて
僕はただその素顔を眺めてみたい

穢れないキミに恋焦がれ
穢れた僕の欲望と情愛は
しずかにキミを犯してゆく・・・


穢れなき穢れ
キミの躰にゆっくりと
優しくつよく注ぎこみたい

穢れなき穢れ
キミの心に残るように
穢れないキミを穢したい・・・