「恋愛未遂」

僕は無実だぁっっっ!


キミと出会ったのは春の木洩れ陽の下
それは認めるよ

確かにカワイくてしかも綺麗だと思ったさ
でもそれは桜に酔っていただけ

だから一目惚れなんてしていない
実際、仲のいいトモダチしてただろ


夏祭りのあの日
キミと一緒にいたのは確かに僕さ

花火に惑わされてキスをした
甘く切ない味がした・・・それも事実

だけど僕の意思じゃない
キミの誘う罠にハマっただけなんだ


赤い月が妖しく光る秋の夜
キミを抱きしめた

いや違う・・・キミを抱いたんだ
そうさ、キミが欲しかったんだよ

でもそれはキミの躰が僕を誘うから
僕のせいじゃないんだ


粉雪の中で別れを告げたのはキミ
"ごめんね・・・トモダチでいたかった・・・"

そんなの嘘だ!
僕は恋なんてしていない!

悲しくなんてない・・・涙なんて・・・
恋なんてしていない・・・愛なんて・・・


僕は無実だ!
僕は・・・