世紀の相場師ジェシー・リバモア | 【テクニカル分析】短期売買研究室【システムトレード】

世紀の相場師ジェシー・リバモア

今日は最近読んだ書籍の紹介でも...
世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)/リチャード スミッテン
¥2,310
Amazon.co.jp
この本、以前は品薄でトンでもないプレミアム価格がついていたのですが、最近になって復刊され、ようやく手に入れる事が出来ました。

本の内容は著者であるリチャード・スミッテン氏がリバモアに関する事を徹底的に調べ上げ、それを綴った伝記となっています。

リバモア自身は今から100年ほど昔にアメリカ市場を手玉に取った稀代の相場師で、何度も莫大な財産を築き上げながらもその都度破産し、最期には拳銃自殺してしまう訳ですが、それでも氏が残した名声(善し悪し含めて)と論理的手法は現代でも色褪せていないように思います。

テクニカル分析という概念に乏しく、今のように簡単にチャートを見る事の出来なかった時代にこれだけの理論と実績を残したのですから、氏の数学的才能は凄かったんでしょうね。

特に氏が提唱するセクター単位での監視・管理やトレンドの判定方法は今でも十分通用しそうな内容であり、たとえ氏が今現在に生きていたとしても、きっと〝成功者〟の側にいるのではないかと想像します。

氏は「株式市場はいつの世も変わらない」という言葉を残しています。

2000年以降のアメリカの土地バブル&サブプライム・ローン破綻に伴う事の顛末と、氏が活躍していた時代の1929年世界大恐慌。

共通点と相違点それぞれあると思いますが、本書によると1929年のその時の直前まで株式市場は空前のバブル相場であったそうです。

近年登場したシステムトレードという概念は、人の欲望や幻想の枠を超えてリバモアの時代あるいはそれ以前から変わらず続く相場の性質を変えていく事は出来るのでしょうか?

自分的にはその部分は注視していく必要がある、と考えています。