株分析/短期トレンドの継続時間と売買戦術の関係 | 【テクニカル分析】短期売買研究室【システムトレード】

株分析/短期トレンドの継続時間と売買戦術の関係

これまで検証結果 から、短期トレンドの継続時間には銘柄のクセ(逆張り、順張り性向)や業種による違いがないことがわかりました。

特に継続日数4日以内でトレンド発生頻度の70%以上を占めている事実は、多くの銘柄で短期間の逆張りが好成績というこれまで自分が行ってきた検証結果とも良くマッチしており、なるほどな~という感じです。

しかし順張りの方が好成績の銘柄が存在するというのも事実で、順張りがこうした短期トレンドの特性の中で成功する場合というのは、
1. ごく短期間(1~2日以内)に大きく動いて決済条件を満たす。
2. 短期トレンドが逆行した時の押し目の幅が小さい。
...の2ケースが考えられます。

特に2のケースで考えられる〝押し目の幅〟が個人的には非常に気になる要素で、今後この要素を定量化して検証する方法を考えてみようと思っています。

もう一つ、今回の検証で気になったのは短期トレンド継続日数の最頻値がほとんどのセクターで2dayである、ということです。

昨日の検証結果
の下の表を見ていただきたいのですが、その中の1d%の値がどのセクターもだいたい20~30%の数値となっています。

これは裏を返すと、短期トレンドが2日以上継続するケースが70%以上ある、ということです。

もしそうであるなら、トレンド反転を確認してから買って、翌日売れば良いんじゃないか?とすぐに考えてしまうのですが、実はこれにも罠が潜んでました。

問題は今回の検証が2日移動平均を使っているということです。

そのため2日移動平均は前日比で上昇していても、終値は前日より下げている、というケースが結構あるようです。

自分も最初この検証結果を見たときにおおっ!という感じで喜び勇んでトレード(終値→終値)の検証を行ったのですが、結果は惨憺たるものでした。

ただ、終値→始値のトレード結果だけは若干ではありますが期待値プラスでした。

始値が前日終値からギャップアップしやすい、というのは結構有名なアノマリーなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

こうしたアノマリーが働いたことも今回の検証で1d%の値が低くなった要因の一つであるようです。

ギャップアップ・アノマリーに関しては、今後機会がありましたらブログで取り上げてみようと思います。