昨日、いよいよ最終回が近づいた「麒麟がくる」を観ました。


今回は信長と光秀を中心にした物語で、この2人に関わらない出来事は、歴史上の大事でもかなりすっ飛ばされています。
信玄は出てきたかと思ったらすぐ死んで、しかもそれはセリフ一つで済まされているし、
合戦シーンも少ない、というよりほとんどない。


今回のドラマで、光秀像は新鮮だったかといえば、それほどでもなかった。
頭が切れて、誇りが高くて、正義感が強く、思慮深く、慕われる武将。ある程度保守的なところもあるかも。
今までのイメージとそう変わらない。


一方の信長は、賛否両論と思いますが、とても斬新でした。
もしかして作者は、今回の信長を、ある種の発達障害があるようなイメージで描いたのかもしれない、と、昨日の回を見てふと思いました。
発達障害の友達もいるし、私に知識はほとんどないのに記事にして、他の方にも、読まれて誤解を受けたり、不愉快な思いをされたらすみません。



発達障害と言っても一概にはいえないでしょうが、それゆえに、今回の信長は両親、特に生みの母から疎まれ、愛情に飢えて育ったように描かれています。
さらにそれゆえ、信頼できて大好きな相手から褒められたり、愛されたりしたくて仕方ない。
しかし、この信長には他人に理解できないエキセントリックな部分があり、得たい愛が得られない。
しかも、どんどん大きな力を持つにつれて、
幼児性は残忍性に変わる。


さらに愛する人は彼から離れていき、どんどん孤高の人となっていく。
よく一人で泣いているシーンがあるのも印象的、
幼少期から癒されない信長の孤独。


今回の大河ドラマで、最も美しくかっこよく好きだったのは斎藤道三で、
最も印象的で悲しく、斬新だったのは、信長でした。
一方1番薄っぺらな描き方でガッカリしたのは秀吉でした。(俳優のせいでなく、脚本で)


この物語以外でも、信長(その他の天才と呼ばれる歴史上の人物が)ある種の発達障害を持っていて、だからこそその天才を発揮した、という本がありました。(帯を読んだだけで中身は読んでいません)


残りあと2回、楽しみです。


本能寺の変、もういつ起きても不思議はない状態になっていますね。

最も信頼してきた家臣である光秀と、母のような愛を求めてきた帰蝶、二人から見放され、
その光秀に討たれる瞬間の信長の演技、表情、セリフ、とても楽しみです。




ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ


今日、母がデイケアから帰宅してから、かかりつけの内科に行きました。
先日看護師さんから再検査必要の電話があったからです。

血液検査の、膵臓のリパーゼの値が、上限50くらいのところ、114だった!ガーンガーンガーンガーンガーン
とりあえず、CTを撮ってもらったところ、
腫瘍があるわけでもなく、胆石も動いておらず、3年前のCTとほとんど変わりないとのこと。
たまたま数値が高かっただけ、ということもあるので、来月また血液検査しましょう、ということになりました。
正式には画像を見る専門の先生が診断されますが、大丈夫。
来月数値が下がりますように。
とにかくほっと一息でした。