またまたレポートが遅くなってスミマセン。
50アップを釣って調子こいてしまったワタクシ。
ボートチニングの翌週に豊英ダムに再挑戦してチビッコ君3匹という情けない結果に終わってしまいました。これはイカンということで、その翌週に再挑戦。今度は前日から気持ちを整えることに集中しました。
3年ほど前からターゲットが何であれ意識している事があります。それは、「釣れるようになる」ということ。それにはテクニックとか知識ではなく、基本が一番大事なのではないかと思っています。ってか釣りの基本って何?色々あるのでしょうけど、昨今のメディアではあまりフォーカスされることが無いのでボヤけているような気がします。
とりあえず、バスフィッシングに限らず、釣りの基本は魚の動きにあわせた釣りをするということ。そして、それを探すのがバスフィッシングの醍醐味だと思います。
それには、アレやコレや投げていたら迷子になりがち。なので、自分よりよく釣っている人のマネをするのが一番。今回は師匠がボッコボコに釣りまくっているネコリグを真似てみることにしました。
これまでカフェインシャッドやシャッドインパクトではネコリグをやってきましたが、ストレートワームのネコリグはあまりやってきませんでした。なので、ここでいっちょ釣り込んでみましょうという想いです。ワームはブレーバー57。ネコリグを強く意識してデザインされたワームなので間違いなし。
するとすぐに
いい滑り出し!
と、思いきゃ、その後はしばらく何もなし。
ちょっと気分転換にスピンテールログを投げると、
大きくはないけれど気持ちイイ一匹。
調子こいてポップR P-65にしてみると、
「ちょっとアンタ!今日はネコリグやるんじゃなかったの?」
と言われた気がしたので、トップゲームはここで終了。いい気分転換になりました。
その後、昼すぎまでネコリグを頑張ってみてトータル6本キャッチ。サイズは大きくは無いですが、久しぶりに2ケタ釣果が見えてきました。欲張っちゃいかんぞ!と自分に言い聞かせ、50アップをキャッチしたエリアへ。が、2匹目のドジョウがいるワケもなく、何も無し。ということでまたまた気分転換。今度は毎年夏になると投げたいと思いつつも投げていなかった、トーナメントワーム6インチのテキサスリグ。もちろんビーズは2個入れ。懐かしいですねぇ。(マニアなオッサンにのみ分かるネタでスミマセン)
そんなノスタルジックなリグで遊んでいると、ふと気が付きました。前の週もそうだったのですが、浅い所に小さなブルーギルがたくさん。そして閃きました。ファイティングフロッグのヘビダンがいいかも!
そしてこれがバッチリでした。
1投目にいきなりドン!
同じようなロケーションを探してドン!
もいっちょドン!
さらにドン!
この釣りに変えたらいきなりサイズアップ。あと1本で2ケタです!残り1時間。いけるでしょ!ラストはデカバスでキメたいねぇ。
と、思っちゃったんですよねぇ~。こういうこと思うと途端に釣れなくなるのは私だけじゃないはず。こんな時は気持ちを整理して粛々と釣り続けるに限ります。
期待したポイントも不発。残り30分。
完全にやっちまったなぁ・・・と反省しながらボート屋さん方面に向かいながら「いつも通りならこのまま終了だよなぁ。」なんて思っておりました。
残り時間が少ないと、1投にかける時間が短くなりがち。そして釣りが雑になりがち。それじゃ釣れないのもアタリマエってもんです。キャストごとに「丁寧に釣れよ」と自分に言い聞かせてみますが、見事にバックラッシュしちゃうワタクシ。
もうこりゃダメかも。けど、自分の思考と行動のパターンを変えられただけでも大収穫。今日も帰りのラーメンが美味いぞ。なんて思いながら引き出したラインを回収していると、あれ?あれっ!ライン走ってますけどぉぉぉ!!
慌てずにフッキングするとなかなかの重量感。ここから先は無我夢中。ハンドランディングするまで記憶ないです。諦めなくて良かったぁ!もう脳内で変な物質出まくりです。
まさかの50アップ!
もう感無量です!マジで痺れました。たまらんです!もうバスフィッシング最高!
ネコリグ修行から始まったこの日。その核心が分からなくても、色々試しながら続けることで良いリズムが作れていたのかな?と思います。あとは適度な気分転換もですね。
シャローのブルーギルは今回だけではありません。前回も前々回も見ていたはずです。けど閃かなかった。メンタルコンディションがその閃きを妨げていたのかもしれません。今回は
「この釣りの核心はどこだろう?」という気持ちでネコリグを投げ続けていました。それが良かったのかもしれません。「バスを釣りたい!」という気持ちは当然ですが、それ以上に自分の気持ちを整える事に今回は大事にしてみました。
釣れるようになれば、自ずと釣れる。
そう信じて試行錯誤してきた結果がようやく出せたのかな?そんな気がします。この日も私以上の結果を出している方がたくさんいらっしゃいましたが、それはそれ。自分で設けたハードルを越えられた事が素直に嬉しい一日でした。
そしてその翌週。
また新たなハードルに直面する悶絶釣行となってしまったのは宿命?
近日公開!お楽しみに!