gildongのブログ -3ページ目

gildongのブログ

流れない時の中で・・・

何回かに分けて、某分派グループ(というより某氏)の第四次アダムなどに関する主張が誤読や邪推に基づくものであり、何の根拠も持たないこと、彼らが捏造した用語自体が原理的に成立しないナンセンスなものであることなどを明らかにしました。
 
第四次アダムは、第三次アダムである再臨主(真の父母)の子女圏(真の子女およびその拡大である祝福家庭)であることがみ言の中で繰り返し述べられており、それは他のみ言や原理の内容と矛盾しません。
 
したがって、今回のテーマは、本来扱う意味もないテーマなのですが、み言を引用し、某氏の主張に根拠が無いことを明らかにします。
 
なお、既に述べた通り、私は某グループの資料を直接確認した訳ではなく(そのつもりも、その時間もなく)、二次的に入手した情報に基づいて検証しているに過ぎません。しかし、引用元が分かれば、み言は参照でき、必要に応じて韓国語の原文も参照できますので、検証に何の支障もないことを予めお断りしておきます。
 
1.某グループが根拠にしているみ言
先ず、某グループが「孫」の根拠にしているみ言を引用し、次いで、某グループの主張を引用し、最後に検証を行いますが、下記み言をお読み頂ければ、「孫」が誰であるか自ずとご理解頂けるものと思います。なお、以下のタイトルは末尾に引用する韓国語版のタイトルの拙訳によるものです。
 
「女性の愛と八段階の愛の完成」み言選集327巻、323p、2000.7.30
アダム・エバが神様の見える体として、見えない神様と一つになり、霊界と肉界、天の国と肉界の国がそこに入ってきて、アダムの息子・娘である神様の孫は、おじいさんの愛、神様の愛を受けなければなりません。一代が神様で、二代がアダムでしょう。孫が二つの国の王の愛を受けることのできる赤ん坊として生まれることによって、神様が見えないものと見えるものの、すべての愛の結実をもつのです。その愛を受ける三代は、そのまま地上で完全な種として出てくるのです。分かりますか? 完全な種としてこの地上に蒔かれたので、結婚すればそこでそのまま自動的に、神様の家庭が拡大し公式的に発展するようになっているのです。そのような家庭は、血統が通じているので、神様の生命の要素が自動的に連結されるのです。種が同じなのです。
それゆえ、三代圏をもたなければ、解放的な種になることはできません。神様が一代、アダムが二代です。一代である神様が無形で育ってきたすべてのことを、二代である(アダムの)実体を通して神様が見るのです。皆さんが自分の幼い時の写真を見るとき、それがおじいさんの写真であれ、王の写真であれ、自分の幼い時の姿を探して見るでしょう。同じことです。神様も同じだというのです。性相的に育った見えないご自身の成長を、見える実体として表したアダム・エバを見るとき、一つの体のようにうれしく喜ぶのです。
 
 
2.某グループの主張
入手している某グループの主張は下記のようなものです。
(引用開始)
第4アダムとは、2000年7月30日に語られた

「第1次入籍のための祝福家庭婦人特別修練会」でのみ言で、
「2つの国の王の愛を受ける3代目の孫」、即ち
「霊界の王」である神様と、「地上界の王」であるお父様の
「2つの国の王の愛」を受けることのできる「孫として生まれる」ことにより
神様(天宙父母)と、ご父母様(天地父母)が祖父母(王)の位置に立たれたので
2001年1月13日に「神様王権即位式」と
2003年2月6日に「天宙・天地真のご父母様平和統一祝福家庭王即位式」が挙行された。
・2つの王の愛を受ける3代目は、地上に完全な種として蒔かれ、出て来る
・その神様と同じ種を持った「孫」が結婚すれば、神様に血統が通じているので、神様の生命の要素が自動的に連結されると、お父様がハッキリと「3代目の孫」と述べ・・・
(引用ここまで)
やや回りくどい言い方ですが、「お父様の・・・孫として生まれる」と主張しています。 

 
3.み言の検証
以下、み言を分節して内容を検証します。
 
アダム・エバが神様の見える体として、見えない神様と一つになり、
霊界と肉界、天の国と肉界の国がそこに入ってきて、
アダムの息子・娘である神様の孫は、おじいさんの愛、神様の愛を受けなければなりません。

 
・・「神様の孫」は「アダムの息子・娘」であると直言されています。
 
一代が神様で、二代がアダムでしょう。
孫が二つの国の王の愛を受けることのできる赤ん坊として生まれることによって、
神様が見えないものと見えるものの、すべての愛の結実をもつのです。

 
・・ここで言う「孫」も上記同様「アダムの息子・娘」です。
・・「二つの国」とは先の部分の「霊界と肉界、天の国と肉界の国」です。

 
その愛を受ける三代は、そのまま地上で完全な種として出てくるのです。分かりますか?
完全な種としてこの地上に蒔かれたので、

結婚すればそこでそのまま自動的に、神様の家庭が拡大し

公式的に発展するようになっているのです。

そのような家庭は、血統が通じているので、神様の生命の要素が自動的に連結されるのです。

種が同じなのです。

それゆえ、三代圏をもたなければ、解放的な種になることはできません。
 
・・いわゆる「縦的三代」について語られています。
・・「お父様の孫」や「3代目の孫」とは一言も語られていません。
・・どこをどう見ているのやら、全く理解不能です。
・・上記引用部分にはこの後は三代の話は出ません。
 
神様が一代、アダムが二代です。
一代である神様が無形で育ってきたすべてのことを、
二代である(アダムの)実体を通して神様が見るのです。
 
皆さんが自分の幼い時の写真を見るとき、
それがおじいさんの写真であれ、王の写真であれ、自分の幼い時の姿を探して見るでしょう。

同じことです。神様も同じだというのです。
 
性相的に育った見えないご自身の成長を、見える実体として表したアダム・エバを見るとき、

一つの体のようにうれしく喜ぶのです。

(上記はここまでですが、さらに引用します)
 
彼らに腹中時代があったと同じように、乳児時代、兄弟時代、思春期時代を経て結婚する、

その道を経ていく公式的な基準が必要なのです。

霊的な神様と実体であるアダムが、三代目として宿したのが腹中のアダムの息子・娘です。

 
・・まさか、これを読み違えているのではないでしょう。
・・「アダムが、三代目として宿した」の部分のみを抜き出せばそれまでですが、
・・後半で「三代目として宿したのが腹中のアダムの息子・娘」と直言されていますから、
・・この部分でも「三代目」は「アダムの息子・娘」でしかありません。
 
三代をもつことができなかったことが堕落です。
三代さえもっていたら、アダムを中心とした種と同じ種になるようになっていたのです。
それを植えれば、天国家庭は自動的に生まれ、自動的に一つの国になるのです。
その種ができなかったので問題なのです。
できた種は何かというと、サタンの種が入ってきたのです。これはすべて廃品です。
 
さあ、夫婦の愛を中心とした主人になることができなかったことを解放させるための家庭が、

自分の家庭なのです。分かりますか?
 
神様が育ったように性相と形状がそれぞれ育ち、愛の関係を結べば赤ん妨を宿すのです。

母親の腹中に息子を宿しても、娘を宿しても、愛するのです。
今まで主人の位置で腹中にいる赤ん坊を愛してみたことがないのです。
 
息子・娘をたくさん生み、種をたくさん繁殖すれば、あの国への道が連結されるのです。

高い位置に行くのです。

それで、腹中の主人になることができなかった神様を主人にするために、

息子・娘を願うようになるのです。(「アーメン!」)。
 
天の国と実体のアダム、二つの国を合わせたものが自分の息子・娘なので、
二つの世界の王子・王女のように神様の前にお捧げして、
神様を解放してさしあげなければなりません。

 
・・・ここでは祝福家庭が縦的三代をなす意義が語られています。
 
子女を訪ねていくことのできる道を開放させることが、私たちの家庭の責任なのです。そのようにして初めて、神様が息子・娘を愛することのできる主人となるのです。
(引用終わり)
 
 
4.結論
以上明かなように、「神様の孫」は「アダムの息子・娘」であり、

第三次アダムである真の父母において、神様の孫は「真の子女」であり、

第二の真の父母となるべき祝福家庭においては「祝福子女」ということになります。

 

某グループが主張するような内容は全く出てきません。
誤読・・と書きましたが、読み違えるような箇所さえありません。
狂った動機で見ると、何か見えるのでしょうか??
 
 
参考までに、韓国語の原文を引用します。


 <여성의 사명과 8단계 사랑의 완성> 말씀선집 327권 323p, 2000.7.30 

보이는 아담 해와의 몸뚱이와 보이지 않는 하나님의 성상이 하나되어 영계하고 육계, 하늘나라하고 육계 나라가 들어와서 비로소 아담의 아들딸 되는 손자에서 결실되는 거예요.

손자는 할아버지의 사랑, 하나님의 사랑도 받고―1대가 하나님이지요? 2대가 아담이에요.―아담의 사랑도 받는 거예요. 두 사랑을 받는 거예요. 손자는 비로소 두 나라의 왕의 사랑을 받을 수 있는 복중의 아기로 태어남으로 말미암아 보이지 않는 것과 보이는 모든 사랑의 결실이에요. 그런 사랑을 받을 수 있는 3대이기 때문에 지상에 그냥 그대로 완전한 씨가 나오는 거예요.

완전한 씨로서 이 땅 위에 뿌려졌기 때문에 그 많은 형제 중에 결혼하게 되면 거기서 자동적으로 하나님의 가정에 착지가 되어 그냥 공식적으로 발전하게 되어 있다구요. 알겠어요?「예.」그러한 가정은 핏줄이 통하니만큼 하나님의 생명 요소가 자동적으로 연결되어 씨가 같아요.

그렇기 때문에 3대권을 갖지 않으면 해방적 씨가 못 돼요. 아담은 2대예요. 1대 되는 하나님은 무형의 자라 오던 모든 것을 2대 실체를 통해서 보는 거예요. 하나님이 자기가 자라 온 과거를 보는 거예요. 여러분이 사진을 보게 되면 할아버지의 사진이니 왕의 사진이 있더라도 자기 어렸을 때의 사진을 찾아보지요? 하나님도 마찬가지라구요. 자기 자랐던 거와 마찬가지예요.

 

 보이지 않는 성상적으로 자라던 것이 보이는 실체로 드러난 아담 해와를 보게 될 때 그게 한 몸이에요. 좋고 기뻐하는 거예요. 그들이 복중시대에 있더니 그 다음에는 유아시대를 거치고, 형제시대를 거치고, 사춘기시대를 거쳐 결혼해 가지고 그 길을 거쳐가야 돼요. 공식적인 노정이에요.

영적인 하나님과 실체적인 아담이 3대 만에 복중에 배는 것이 아담의 아들딸이에요. 3대를 못 가진 것이 타락이에요. 알겠어요?「예.」3대만 가졌으면 아담을 중심삼은 씨와 마찬가지의 씨가 되기 때문에, 그것을 심게 되면 천국 가정은 자동적으로 이루어지고, 자동적으로 하나의 나라가 되는 것이다 이거예요. 그것이 씨가 못 되었기 때문에 문제예요. 씨가 되기 전에 사탄의 씨가 들어왔어요. 이것은 전부 폐물이에요.

 

아들딸이 많고 씨를 많이 번식한 사람은 저나라의 주류가 돼

 

그래서 부부의 사랑을 중심삼고 주인이 못 된 것을 해방시키기 위한 이런 가정이 내 가정이다 이거예요. 알겠어요?「예.」엄명미! 알겠나?「예.」하나님이 자라던 거와 같이 사람은 성상 형상 따로따로 아기를 배는 거예요. 사랑의 열매인 아기를 배는 거예요. 어머니 배속에 있는 자기 딸이 됐는지 아들이 됐는지, 둘이 사랑하는 거예요. 복중에 있는 아기를 하나님이 지금까지 주인의 자리에서 사랑해 본 적이 없어요. 축복가정 여러분을 중심삼고 이 한의 역사를 푸는 거예요. (녹음이 잠시 중단됨)

마을이 크고 아들딸이 많으면, 그 부모의 권위와 환경 여건이 풍부해지는 거와 마찬가지로 아들딸을 많이 갖고 씨를 많이 번식한 사람은 저나라의 주류 민족이 되는 거예요. 높은 자리에 가는 거라구요. 알겠어요?「예.」

그래서 부부를 통해서 아기 낳는 것을 중심삼아 가지고, 형상적 딸과 성상적 아들, 복중의 주인 못 된 하나님을 주인 만들기 위해서 아들딸을 원하게 되는 것이다 이거예요. 아들딸을 남편 대신 아내 대신 사랑해야 돼요. 둘 합한 이상이에요. 두 천국이에요.

하늘나라와 실체 아담의 나라, 두 나라를 합한 것이 자기의 아들딸이니만큼 두 세계의 왕자 왕녀와 같이 하나님 앞에 바쳐 드릴 수 있고, 하나님을 해방시킬 수 있어야 돼요. 그래서 자녀의 길을 찾아올 수 있는 길을 해방시키기 위한 놀음을 하는 것이 우리 가정의 책임이다 이거예요. 알겠어요?「예.」그러면 하나님이 비로소 아들딸을 사랑할 수 있는 주인이 되는 거예요.

 

関連記事

み言は暗号ではない

比喩と暗号は全く別のもの

暗号に言及されたみ言の検証(1)

暗号に言及されたみ言の検証(2)

偽物は「似せもの」似て非なるもの

 

原理を盗んだ金百文と同じ道を行く人々

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村.UC