家庭を顧みず仕事に人生を捧げる技工士 | 歯科技工士労働相談センターのブログ

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現在歯科技工士として働いてる方、すでに他業種で働いてる方、歯科技工士のご家族、どんな方でも構いません。
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会社の人は、自分の家族についてどのように思っているのでしょうか?


会社にいた女性スタッフは未だ独身で、もう子供を産める歳を過ぎてるのではないかと心配してしまうような人もいました。


しかし、中には家庭を持っている人もいましたし、お子さんがおられる方もいました。


家庭を持つ事が、全ての人間が共有できる幸せだとは思いませんが、「あのおばさんはそれで良かったのだろうか?幸せな人生なのかな?」と何となく可哀想な気持ちになってしまいます。



会社の中で、子供が一人おり、奥さんが妊娠しているという人がいました。


ある日その人は、会社の昼休憩中に皆が食事をしていた時に「子供産まれました。」と、メールを見ながら周囲に聞こえるように報告していました。


その場で皆が「おめでと~」とか言ってましたけど、それ以外の祝福というか配慮というか…、気遣いは全くありませんでした。


「奥さんまだ帰ってこないんだろ?」と聞かれて、

「そうですね、まだしばらく家に帰ってこないんじゃないですか?」と、まるで他人事のよう。


生まれてきた赤ちゃんの顔を見たいとか、奥さんに一言声を掛けてやりたいとか思わないのでしょうか?



今の時代はメールで赤ちゃんの顔を見れますし、電話で奥さんと話す事もできます。


しかし生身の人間が実際に目と目を合わせて会話したり、赤ちゃんに触れて実際に温かさを感じるのは全然違うものがあります。


電波からの、視覚や聴覚だけから感じるもので満足するというのであれば、それでいいのかも知れません。


しかし、私には理解の出来ない感覚です。


心の中で湧き上がるような感動や、包み込まれるような優しさ、初めて赤ちゃんを抱いて感じた重さなどは電波では感じられないし、満足できませんから。



結局その人は何時に仕事を終えて、奥さんと赤ちゃんのもとへ行ったのかも分かりません。


なぜなら、私は23時頃に退社したのですが、その人はまだ会社に残って仕事をしていたからです。


当然私も気になって、心配もしていたので「何か手伝える事はありませんか?」と早く帰ってあげた方がいいと協力しようとしましたが、雑用ばかりさせられて私が役立てるはずもなく、模型洗いくらいしか手伝えませんでした。。


翌日から、その人は生まれてきた子供のことを誰にも話すことはありませんでした。


あの人にとっては、自分の子供が生まれたこと意外は周囲に話す必要がないということだったのでしょうか。




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家族との時間を大切にしたい方。


あなたの思いを聞かせてください。




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担当 ヤマキ
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