12日の作戦は?
日経平均株価1万2000円を保てるかが焦点
12日の東京株式市場は、日経平均株価が1万2000円を保てるかが焦点となりそうだわ。
明日は株価指数先物・オプション9月物のSQ(特別清算指数)算出日にゃ。
前週末から期先へのロールオーバーが進んでおり、乱調の可能性は低いとの指摘がある一方で、「信託銀行など裁定取引業者以外から1200億円規模の売り観測がある」(中堅証券)との声が聞かれ、警戒は怠れにゃー。
加えて、寄り付き前8時50分には第2四半期GDP(国内総生産)改定値が発表されるにゃ。
9月5日に発表された4~6月期の法人企業統計では設備投資の弱さが示され、GDP・2次速報は1次速報(前期比マイナス0.6%、同年率マイナス2.4%)から下方修正されるとの見方が強いにゃ。
想定以上に下ブレた場合には、SQ算出にも影響を及ぼし、乱調となる可能性がありそうだわ。
日経平均株価は週初8日こそ1万2500円を回復したが、その後は11日まで3連敗となり、フシ目1万2000円割れが目前。
仮に、同水準を下回った場合には先物へのヘッジ売りが加速する公算が大きいほか、日経平均株価リンク債がノックインする可能性も有り、一気に3月安値を更新することも想定されるにゃ。
手掛かり材料に乏しく、3連休を控えて手じまい売りも出易いにゃ。
来週(9月16日~19日)以降に望みを託す意味で、1万2000円は維持したいところだにゃー。
強気転換銘柄