11日の作戦は?
東京株式市場は波乱含みの展開
11日の東京株式市場は、波乱含みの展開となりそうだわ。
10日は、リーマン・ブラザーズに絡んだ報道などで一喜一憂する展開となったんだて。
朝方は売りが先行し、一時240円安となったが、後場には韓国産業銀行によるリーマン買収模索報道で一気にプラスに転じるなど急動意にゃ。
今晩予定されとるリーマンの第3四半期決算と同時に何らかの発表があるとの憶測も根強いにゃ。
まっとも、午後4時過ぎには韓国産業銀行が条件面で折り合わず、リーマンとの交渉打ち切りと伝えられるなど二転三転にゃ。
なお、不透明な状況だわ。
一方、世界的な景気後退懸念を背景に、米ハイテク株の軟調推移が鮮明であり、上値は重いにゃ。
加えて、11日は日経平均先物・オプション9月物の最終売買日であり、指数が大きくいざる場合には、先物主導でさらに振れ幅を拡大する局面も想定されるにゃ。
寄り付き前8時50分には7月機械受注の発表が予定されとる。
市場予想平均値は前月比でマイナス4.3%減にゃ。
ただ、ブレやすい指標のうえ、減益傾向が強まっとる企業が設備投資意欲を減退させとる可能性が高く、想定以上の下ブレには注意が必要にゃー。
強気転換銘柄