6日の東京株式市場は | 日経225先物 がんばります

6日の東京株式市場は

6日の作戦 (06月05日更新)

「方向感に乏しい展開か」


 6日の東京株式市場は方向感に乏しい展開となりそうだ。上値では戻り売りや利益確定売りに抑えられる一方で、下値では外国人投資家などを主体に押し目買い意欲が強い。個人投資家の物色の矛先も中小型株中心に広がりを見せており、下げも限定的だろう。為替市場がドル高・円安傾向にあることも安心感を誘う。先物市場には売りバイアスが掛かっている感があるものの、下値が堅いと見ればすぐに買い戻す短期筋がほとんどであり、仕掛け売りも限定されそうだ。ただ、現地6日の5月米雇用統計を控え、週末要因もあり、大引けにかけては手じまい売りが出る可能性があることは頭の片隅においておきたい。
 3月17日安値からの戻り過程の中で3市場信用取引残高の評価損益率が改善し、3月14日申込分のマイナス24.32%から、5月30日申込分ではマイナス11.4%と、07年10月12日申込分以来の水準まで回復した。評価損益率の改善がここ最近の個人投資家の活発化を裏付けている。ただ、07年10月は今年3月安値までの下げ過程の起点だったことを見ると、今回の戻り過程もそろそろ限界が近づいてきている感がただよう。先行きを見れば、来週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出日、再来週にゴールドマン・サックスやリーマン・ブラザーズなど米大手金融機関の決算などが控えており、「SQ近辺で調整入りする可能性がある」(銀行系証券)との見方も聞かれ始めている。足元では循環物色が続いており、好地合いとの見方が強いが、目先は売り上がりスタンスで臨むところか。[提供:株式新聞]