今日の記事はちょっと「世界一有名な日本料理人」そのものではなく(とは言っても少し関連しますが)、「かぼすブリとかぼすヒラメ」のご紹介です。

以前の記事で「鮎を海水中で泳がせる」話を書いたことに対して、ある読者の方が「こんなものもあるそうですよ」って教えてくれたのが、かぼすブリとかぼすヒラメでした。

http://www.nga.gr.jp/tenbou/tayori/2011/02/post-1270.html

かぼすの名産地大分で新しく開発?された魚だそうです。餌にかぼすを混ぜると、かぼすの抗酸化成分が酸化を防いでくれるので、時間が経ってもおいしく食べられるとか。
更に、それだけじゃなくてかぼすの香りが身に移っていい香りになるそうです。
餌が消化されても、かぼすの抗酸化成分や香り成分は分解されずに吸収されるんですね。
切り立てでかぼすの香りが乗ったブリって旨そうですね。。

さて、こうやって改良されたブリを40の発明原理的に解釈すると、10.先取り作用 ですかね。
食べる直前に身にかけるかぼすを、魚が活きているうちに身に染み込ませると解釈しました。