日本料理人山本征治さんの5回目は鰻。それも焼く前の下処理だけなんですけど。鰻の頭と尻尾を切り落として、捌く前になんだか工作みたいなことを始めています。


はい、取り出したのはコンプレッサー!
$観察力/想像力を鍛える図化のブログ-コンプレッサー
エアの出口には針のようなノズルが付いています。

このノズルを尻尾の方の背骨あたりに差し込んで…
$観察力/想像力を鍛える図化のブログ-加圧準備

一気に空気を噴き出すと、
$観察力/想像力を鍛える図化のブログ-神経抜き
白いヒモのようなものが頭側からぶしゃっと出て来ました。

これは説明がみつからなかったのですが、多分死後硬直を防止するための「神経抜き」かと。
それにしても、頭と尻尾を切り落として即この作業をやったということは、「死後硬直の時間的余裕を出来るだけなくしたい」という気持ちの現れなんでしょうね。

ここで使っている発明原理は、29.空気圧と水圧の利用 ですね。この発明原理も初登場です。
それにしても、40の発明原理って料理と相性が良さそうですね。