久々の記事投稿です。
今週木曜日6日~土曜日8日まで、早稲田大学でTRIZシンポジウムが開催されます。今週の月曜まで、その準備として高原さんという方と基調講演の翻訳をやっていました。(スライドと論文)

基調講演をやってくれるのは、フランスのストラスブールにあるINSAという大学のカヴァルッチ教授です。カヴァルッチさんが中心になってまとめあげたIDM(Inventive Design Method:発明的設計法)という方法論についてのお話です。

いままでのTRIZでは限界があるから、新しい方法論が必要で、それを実現したのがIDMだということです。

既に3社の世界的規模の企業と一緒に検証して、大きな成果を出しているようです。凄くそそられる内容です。
というか、全部翻訳してみて面白さを再確認しました。
この人達が凄いのは、この考え方をコンピュータソフトとして作り上げたことだと思います。

日本のTRIZも頑張らねば。

そうそう、蛇足ですが…
カヴァルッチというのは、イタリアでクリスマスの時期に食べる馬蹄型の焼き菓子のことだそうです。