すでにご存知の方も多いと思いますが、ずっと場所を明かさなかったダッシュ村が実は福島県の浪江町だったということが4月24日の放送で正式に発表されました。
http://www.ntv.co.jp/dash/index_new.html

4月11日、福島第一原発事故による計画的避難地域に指定されたためです。
関係者のみなさん、育てていた動物達とも避難先が決まり無事避難されたとのことでホッとしました。避難されている方々の笑顔も救いでした。しかし、これまで11年かかって築き上げて来たものが、一時的かもしれませんが、失われることは本当に残念です。

TOKIOのメンバーは最近の日本人が忘れてしまった日本の文化や生活を一つ一つ積み上げて来ていました。
今思い出すだけでも、畑作は勿論、稲の新種交配、井戸掘り、旧家の再築、屋根葺き、カマド作り、のぼり釜作り、その釜を利用した焼き物作り、瓦作り、透明天然氷作り、氷室作り、ミツバチの飼育、蜂蜜採取、ヤギ・合鴨の飼育、風呂桶の作成、井戸水ポンプの修理、等々……いやいやこんなもんでは全然言い尽くせていません。

とんでもなく貴重な体験の数々、明雄さんをはじめとする村の人達とのふれあい。それらが失われてしまいました。

自分が思いを入れたものを失うことの無念さを改めて実感しました。

一日も早い福島第一原発の収束を願います。