過去の日記を元に書いています。


2023.4.15

7か月27日



今、毎日社会生活を送っている私は
世を忍ぶ仮の姿。

本当の私はここにはいない。

本当の私は彼と一緒にいる。

一緒に趣味をしているかな。





彼と共通のコミュニティから飲み会のお知らせがあった。

彼らには久しく会っていない。

グループLINEの文面から、なんとなく私を気遣い、私に参加してほしい雰囲気が伺えた。


飲み会ですか…

文書を読んでまず第一に、
「行きたくない」と思った。
こういう心の声は嘘をつかないので。
行かない。

私を気遣ってくれるのはとてもありがたいです。
でも飲み会に誘うとかの気遣いは不要です。

私の心が慰められる、元気づけられるとしたら、それはあなた達が彼を偲んでいる姿を見ることです。

あなた達はずっと真逆のことをしているじゃないですか。

彼を忘れ、彼を忘れ去り、
彼の存在がまるで最初からなかったかのように軽んじる。

その姿に私がどれだけ悲しい思いをしているか、きっと想像もしないことでしょう。


ごめんなさい。

もう元の私には戻れない。

あの日私は彼の手をとり、
帰れない道を選んだから。