過去の日記を元に書いています。


2022.11.4.fri.


2か月と17日目



気付けば最近日記を書いていない。



5〜6年前から日記を付けている。


45歳になり、なんとなく先が見えてきた。若い頃は夢や希望があり、いつかきっと理想の人生を歩いていけると思っていた。


だけど、50歳もこの調子だとすぐだろう、そうすると定年が見えてくる。

もうこのままの自分で人生終わるんじゃない?


なりたい自分ではなく、いまいちな自分のまま老後を迎えそう…と焦り始めた。


夢や希望など未来へのゆるふわの言葉で見ないようにしてきた現実を直視するしかなくなってきた。



これは嫌だな〜

このまま人生終了なんて嫌だな~


調べるとミッドライフクライシスと言うそうだ。


やっぱりね、私だけじゃないよねと妙に納得し、そこから自己啓発に励み始める。



いろんな本を読んだが、私が実践したのはこの本↓↓


『ずっとやりたかったことをやりなさい』

 

 


この本では日記を書くことを強く勧めている。


で、素直に日記を書き始めた。



結果、日記を書くと

『自分の気持ちが視覚化され、整理することができる。』

これに尽きる。


毎日書いていると、自分の問題点がまあ、まざまざとくっきり現れる。


そうすると、何日にも渡ってその問題点が日記に登場するので、段々と気持ち悪くなってくる。


いい加減解決しろよ!とページが訴えてくる。


解決に向けて行動しない自分に嫌気がさしてくる。


よっこらしょと重い腰を上げ、解決に向けて行動する。


その繰り返し。


躊躇っていたことが、最初の一歩を踏み出すと意外に難しくなく、どんどん目標が叶った。



そんな中、鈴木さんに出会った。


もう、夢が全部叶った。

理想の自分がそこにいた。



日記には感謝している。






彼が亡くなった時はひたすら自分の気持ちを書き殴った。


癒やしの効果はあったと思う。



日記はもう何十冊となっている。

上述の本では捨ててはいけないと書いてある。


理想の自分になっていった過程が刻まれている輝かしいノート。




だけど、もう捨ててしまおうと思う。


理想の自分になったってさ。


もう彼はいないんだし。


どうせなら燃やして処分したい。



ただ、自分の気持ちはこれからも書き捨てていこうと思う。








淋しいね。

あなたにいてほしいな。


大好きなあなた

運転席にあなた


いつまでも一緒にいたかったよ。