村に住む一人の少年の名は光

 

光の母親は光を生んで病で天国に

 

父は光を強く誰よりも優しく育てて

 

食べ物のことや狩りや生きる知恵を教えて

 

光が一人で父の帰りを待っているときに

 

隣村に買い物に出かけて時に

 

地震が来て亡くなってしまったと

 

村人の教えてもらって

 

 

それからと光は一人で生活をしていた

 

生きる知恵は父から学び

 

光はみんなと共に協力をして明るく何よりも楽しく生活を送っていた

 

 

ある時に

 

絶対に近づいてはいけない鬼の住む山

 

の話しを聞いた

 

そこに住む鬼は嵐や台風、カミナリ、地震を起こす悪い鬼がいると

 

絶対にその山に近づいてはいけないと

 

 

ある時

 

光のことを子供のように優しくしてくれた隣のおばあさんが病に倒れてしまった

 

村の医者に聞くと

 

鬼の住む山に

 

薬の元になる花があると

 

光は絶対に近づいてはいけないと言う鬼の住む山に

 

その花を採りに行くことにした

 

 

鬼の住む山には

 

おばあさんの薬になる花が咲いていた

 

だがその花を摘むには

 

鬼の住みかをどうしても通らなくてはならない

 

 

勇気を出して光は鬼の住みかに飛び込んでみると

 

そこにいたのは鬼ではなく

 

一匹の狼でした

 

こんなところに一匹の狼がいるなんて

 

光は狼に話しかけた

 

「狼よ、どうしてこんなところで一人でいる」

 

狼はこたえました

 

「お父さんもお母さんもいない。ずっと一人で暮らしている」

 

 

光は名前を尋ねると

 

「名前はない」

 

光は道中で膝をすりむいてカゲをしていた

 

狼は優しくその膝をなめ

 

傷が癒える草を持ってきてくれた

 

そして

 

光が採りに来た花も持ってきてくれた

 

光は言った

 

お前の名前は「やさしだ。優しいからやさしだ!」

 

 

狼は初めて自分に名前が付いて嬉しくて飛び上がった

 

それかと言うと

 

光とやさしはときおり会うようになり

 

一緒に遊ぶ友達になった

 

 

二人とも親がいなかったので

 

直ぐに仲良くなりましたが

 

 

やさしはどこか寂しそうな目で光を見ていた

 

ある時

 

光は聞いてみた

 

「どうしてやさしは寂しそうな目をしているんだ?」

 

 

やさしは震える声でいった

 

「おいらは、一度だけ人間を襲って食べてしまったことがある」

 

光は驚いて

 

でも

 

それは生きる上で仕方が無かった

 

そう思った時に

 

やさしは言った

 

「その人間は、光のお父さんなんだ」

 

 

そこから

 

光はやさしを許せなくなり

 

二度と会うことがなくなりました

 

 

しばらくして

 

鬼の住む山に狼がいることを村人が見つけて

 

狼狩りが始まり

 

光もやさしを許せない気持ちがあり

 

 

狼を狩りに行くことに

 

何日もかかる大がかりな狩りになると思ったが

 

あっさり半日もしないで狼は銃で撃たれてしまった

 

 

まるで自ら銃で撃たれようと出てきたようなバカな狼だったと

 

 

村人が言っていた

 

 

光は

 

やさしはわざと自分が撃たれやすい場所に出てきたんだと

 

 

光はおじいさんになった今

 

やさしの本当に優しさに気がつきました

 

 

おしまい

 

これは小学2年生の娘が寝る前に即興で作ったお話です

 

本当はもっと長くセリフや説明もあるんですが

 

書き残して見たくなって

 

うろ覚えで書きました

 

読んでいただきありがとうございます。