紀元2672年 平成24年5月12日
解散総選挙まであと約475日
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<巻頭言>
 妻の話だが、ネットに最近妙な情報が多いという。それは大金が転がり込んだのでどうしたらよいか、という相談だ。金の出どこは相続もあれば、事業の成功もあるという。

 結構な話であるが、疑い深い大人の目から見るとクサイ話だ。というのは成功した人は黙っているものだからだ。あえて出すのは何か狙いがある。それも投稿者 数が多いとなると、可能性があるのは、日本の社会を妬みでバラバラに分断しようとしているのではないかと云うことだ。外国の謀略工作である。

 国家は一つ、国民は一つである。日本人は団結していれば強いが、バラバラになれば、あっという間に滅ぼされてしまう。逆に言うとあらゆる国民はバラバラでは滅ぼされるので団結するのだ。

 戦後の日本は偽善と妬みでバラバラにされ学生は国旗への敬意、国歌の尊重も教えられていない。これでは外国の猛獣の餌予備軍だ。これではいけない。団結しなければならない。

 石原都知事の尖閣購入には、愛国的な事業家が1億円も寄付したという。素晴らしい。こうした話は、冒頭の金の使い道に困った人に教えるとよい。勿論虚偽とわかるだろう。

 イスラエルの原爆開発では巨額の費用は政府の支出ではなく、ロスチャイルドなど世界の著名なユダヤ人実業家が民族主義から寄付したという。日本も危なくなってきた。

 民族団結の象徴は国旗である。日の丸掲揚を進めていただきたい。

<紙面批評>
1面:
 東電値上げ:気が付くと日本の電力供給が滅茶苦茶だ。大津波災害に便乗して日本の産業を滅ぼす陰謀が進行している。東電は魔女にされている。魔女は後で無 罪とわかったが当時は焼き殺していた。日本の大衆は政府に騙されて電力会社叩きの利敵行為を働いているのではないか。しかし世界は騙されたものが悪い、 だ。毛沢東の好きな格言は「馬鹿は大石を一生けん命持ちあげて自分の足の上に落とす」であったという。「おもしろうてやがて悲しき鵜飼かな」もある。

 中日新聞意見広告事件:これは名古屋の河村市長が南京事件を否定したところ、中共が騒いだ。そこで渡部昇一先生や藤岡先生など近代史の専門家が中日新聞の読者に史実を知らせるために意見広告を出そうとしたら、中日新聞が断ってきた問題だ。

 中日新聞は中立を謳っている新聞綱領に違反している。新聞に与えられている独占禁止法規定の例外などの特権を返上すべきだ。

 そして読者に中共の犬であるというおぞましい正体を告白することである。まさに「羊頭を掲げて狗肉を売る」である。中日新聞の読者は偽情報で騙されているから、複数の訴訟を起こすとよい。裁判は時間がかかるので新聞経営陣へのよい戒めになる。

 中共が名古屋に注目するのは理由がある。まず1937.8の支那事変の始めに名古屋第三師団1万人は上海のクリーク地帯で虐殺された。そこで慰霊のための兵士の像が多数建立された。だから名古屋人は支那には恨み骨髄でなければならないのだ。

 そこで中共はエセ南京事件で中和した。さらにトヨタがある。中共はトヨタが喉から手が出るほど欲しいのだ。そこで名古屋を支配する地方政治権力を狙ってきているのだ。

 日本を滅ぼすにはトヨタをとる。トヨタを取るには名古屋市をとる。名古屋市を取るには中日新聞を取れである。名古屋地域の国民は中日新聞の購読を止めるべ きだ。産経紙は何をボヤボヤしているのか。拡販だ。無料で産経紙の見本紙の配布ポスティングをする愛国者は名古屋に沢山いる。

 外国資本の土地買い:外国資本による日本の底地の保有は禁止すべきだ。米国のように空中権(ビル)だけとすべきである。

 日米同盟さらなる高みへ:坂元一哉:日米は同盟していない。安保は片務協定だ。当然危機の時代には機能しないだろう。この危ない現実を国民に知らせるべきだ。坂元教授の専門は何か。学者や裁判官は専門外では子供である。学者の記事は専門分野を知らせてほしい。

2面:
 米国韓国人の戦時売春婦碑事件:米国人は、戦前の反日宣伝が染みわたっているので、日本人の正しい主張に耳を貸さない。そこで、やはりこの運動の本拠地である韓国に対して反撃しなければいけない。米国の朝鮮人は本国の指示でやっているのだから。

 また米国社会に米国を利用する外国の政治運動があることを広く知らせることだ。ただそのままでは受けとらないので、中共の対米攻撃の危険性を抱き合わせで広報するとよい。何事も単に主張するのではなく、相手が飲み込みやすいように工作するのだ。

 日中間FTA:日本の取り込み工作だ。日本は何と言っても米国市場が重要だからTPPが優先する。中共市場は月の市場だ。米国の投資の光を反射しているだ けであり、自分では資源がなく過剰人口を抱えているので輝けない。日本のTPP反対論者は動機は何であろうと親中の利敵行為を働いている。国際問題は常に 広い視野、高い視点、深い洞察が必要だ。

 尖閣、東京都が単独購入:既に五億円の寄付だという。さらに増えるだろう。今愛国者がお国のためにできることはないから、正しいはけ口になっている。またこれを石原新党発足の契機にしてほしい。これだけの着想力と実行力を持つ政治家は他にいない。

 ただし、亀井は身を引くべきだ。石原都知事も「泣いて馬謖を斬る」の覚悟で国事のために私情を捨てることだ。「新しい酒は新しい革袋に」である。

 輿石、ダブル選挙:来年夏だという。これでは何処まで日本が破壊されているかわからない。愛国運動は高い緊張感をもち反日政府に対して激しく抗議を続けることだ。そして民族主義政権を作るために、小異を棄てて大同団結して欲しい。当面頭は石原都知事だろう。

 私の綱領は:天皇崇敬、靖国護持、国民国防、先祖崇拝の四本柱だ。そして民族の価値観は教育勅語の丸暗記だ。

3面:
 国民は、東電叩きは自分叩きと思い知ることになる。ドイツではこうした社会的な危機の時、個人がまず節電し、産業界の負担を減らすのが常識だと言う。過剰 人口を抱えた国民にとって輸出が命であることをドイツ人は皆知っているのだ。その点日本人は国民経済の基本構造をしらない。企業優先に反対する馬鹿がい る。

 北朝鮮のGPS妨害:これは実験だから、もっと強力な妨害をするだろう。防衛には核自衛が必要だ。政府は国民に被害を隠蔽している。北朝鮮は馬鹿ではない。何もしない日本の方が阿呆である。

5面:
 維新の会、政党化へ:当然だ。しかし原発全廃主義は無理だ。橋下は大衆の動きを見ているのだろうが、指導することが必要だ。そして不動の姿勢だ。流動する大衆は灯台を求めて集まる。

 みんなの党:急速に存在感を失っている。その理由は党の名称にある。国民を馬鹿にした名前だ。渡辺は目先の生き残りばかりで政治の本質が分かっていない。国民は不動のリーダーを求めている。ご機嫌伺いや太鼓持ちはいらないのだ。

6面:
 海底資源:日本領海に沢山ある。しかし武力がないので中共にかすめ取られるだろう。ガス田がよい例だ。産経子は何も勉強していない。

 昭和正論座:辻村明東大教授:当時は東大に立派な見識のある教授もいたが今は売国奴ばかりではないか。辻村先生は新聞の自己批判について述べている。要するに自己弁護ばかりと云うことだ。今も同じである。

 インターネットで新聞記者の知的レベルの低さが分かった。ただの会社員である。知識の広さ、見識の高さ、洞察力などは、実業体験のある一般の社会人の方が 上である。頭がよいからマスコミに行かなかった人が多い。これは司法も同じである。裁判官も馬鹿げた判決を下すのは国民も良く知っている。しかしないもの ねだりをしてもしょうがない。公共的な仕事は民族主義的価値観があれば大体解決される。

7面:
 論理的に考えて説明する能力:芹沢光雄:問題の解決と他人への説明には論理が必要だ。自分で理解するには、私情を捨てることで状況が見えてくる。他人に話すには、相手のことを知る必要がある。これは心理的な洞察が必要だ。若い人はこの二つを身につけてほしい。
 いつもいう広い視野、高い視点、深い洞察は反省するために心掛けるべきポイントだ。分析には優先順位をきめると論理の流れが見えてくる。芹沢先生の「いかにして問題を解くか、実戦活用編」を買ってみよう。いくつになっても勉強だ。

 民俗学:柳田国男は原日本人が稲の技術とともに南方から移住してきたという仮説を出した。しかし稲作技術の伝搬に大量の人間が必要か不明だ。種と知識があればすむからだ。そして重要なのは航海技術である。危険な荒海に原始人が丸木舟で出てゆく理由がない。

 結論は日本列島には古代から人間が住んでおり、そこに稲作技術だけが伝わった。伝えた技術者は一人二人レベルであり、稲作地帯の外国に漂流した原日本人であったかもしれない。その方が言葉もできるから自然である。

8面:
 フィリピン:南シナ海:中共と南支那海の岩をめぐって争っている。解決はフィリピンの核自衛しかない。中共に論理は通じない。

 中共の対フィリピン強硬姿勢は勿論日本の尖閣への威嚇である。チベットやウィグルと同じ自国の領土だと主張しているのだ。国交断絶、即核自衛である。石原政権しかできない。

 ウィグル会議にビザ:中共に迫害されているウィグルの難民の会議が東京で開催される。これは戦前のユダヤ人と同じである。日本政府が日露戦争の時の恩返し にユダヤ人を通過させて上海の居留区に住まわせたことは有名だ。ユダヤ人の人口は2.6万人に上ったから、杉原以外の領事もビザを多数出していたことが分 かる。また満洲の通過は東條参謀長の許可による。何でも日本が悪い論は破棄だ。戦前の日本は立派だった。

11面:
 トルコ原発:日本発注白紙へ:枝野の大失態だ。どうするのだ。貴重な外貨を稼ぐ機会だというのに。どうしようもない。早く政権を更迭するしかない。韓国の原発を支援する利敵行為である。

 日中経済協力:縮小する方向が正しい。良いことはなかった。

19面:
 週刊誌ワッチング:朝日新聞の若宮主筆が中共のハニートラップにかかったようだ。きれい事を並べるが実体は腐敗している。

 国民は利敵朝日新聞をつぶすべきだ。読まない。取らない。広告を出さないだ。報道内容もインターネットの方が充実している。

24面:
 井戸水のヒソ汚染:原因が不明であるが、戦前の陸軍の化学物質だと認定した。しかし、「疑わしきは罰せず」ではないのか。化学物質は合成できる。テロであったらどうするのか。いい加減な裁判だ。裁判官は信用を落とす。

25面:
 スカイツリー:先日浅草で間近に見たが、デザイン、質感、量感ともに素晴らしい。巨大なニコンSPやライカM3の軍艦部分のようである。人気が落ち着いたら展望台に上がってみたい。