タイトル意味深ですみません。

障害児育児の不安とストレスをブログでしか吐き出せないという方、多いと思います。私もそうです。私と同じような方のブログを見ていたら子供への愚痴がかかれていました。子供を悪く言ってしまう程追い詰められているのです。ブログのコメント欄を見たら、『児相に通報されるので発言には気をつけてください。』『児相に通報します。』というコメントが来ていました。


多分、コメント欄で指摘している方は現実を知らないのだと思います。定型発達児ならともかく、障害児(特に知的障害有りの自閉症児)への虐待前兆と実際の虐待は、よっぽど酷くないと児相が対応してくれないのです。子供に辛く当たってしまう親が自ら一次保護の対応を依頼しても動いて貰えないことが多いです。(詳しい理由は以前のブログに有ります。)健常児と障害児では、児相でも対応が違うのです。


ちなみに、障害のある子についてブログで愚痴を言ってしまう親は大抵、愚痴を言う前に現実世界でも助けを求めていたり、どうにかして欲しいと事前にSOSを出していたりします。

でも、児童相談所ですら、障害児への虐待兆候は取り合ってくれません。

親本人が虐待をしてしまいそうだと行政や児相に電話をしても、

『障害児は管轄外です。』『担当者が不在ですので後日話を聞きます。』『障害児は預かる施設がいっばいです。』『お母さんは頑張ってると思うので話を聞きますね。(話を聞く前に保護して欲しい。)』と言うのです。定型発達児への虐待兆候についてはすぐに保護に動くのに。障害への虐待は、健常児に比べて何倍も多いので、児相も行政も対応しきれないので黙認しているようで恐ろしいです。


ちなみに、私は精神保健福祉士に、子供に辛く当たってしまう(時には手が出て叩いてしまう)ことを打ち明けたら、『障害児への育児なので、大丈夫ですよ。それを周りに打ち明けても、頑張ってるなって思うだけですよ。』と言われました。その人だけではなく、皆んながこんな認識だから、障害児への虐待は対応しないのだと思いました。


私も子供を育てる自信がない。可愛くないと相談していますが(相談先は児相じゃないですし、児相は障害児の相談すら乗ってくれませんでした。)、親が自ら電話をして、障害のある子供を虐待しそうだとか、実際に手を出してしまうと訴えても、大抵は預かって貰えません。親が自ら訴えるなんてよっぽどのことなのに。


なので、第三者の人が『あの家庭は虐待してそうよ!』とたくさん通報してくれれば、児相も障害児を保護してくれるかもしれないですし、見かねた第三者が通報してくれればいいなと考えてしまう人もいます。


親がブログで愚痴を言ってしまうくらい追い詰められているのに、虐待の前兆があるのに、障害児だからという理由で保護しない行政。

この事実、私は障害児を産んでから知りました。

定型発達児と同じように、当たり前のように、親に限界が来たら無理心中を考える前に保護して貰えると思い込んでいました。


虐待の危険があっても、障害児は児相に保護して貰い難いのです。(1人親やうつ病や身体的な病気、経済的困窮があれば優先度を少し上げて貰えるようです。)第三者の人から児相に連絡していただければ、児相の対応も変わるかもしれません。障害児でも児相が積極的に保護してくれるかもしれません。この事実を第三者の人にも知っていただきたいです。