多くの人は、知的障害有りの自閉症の幼児と言えば逆さバイバイをすると思われているようです。

私が周囲に自閉症の話をすると、同じように逆さバイバイが理由で自閉症を疑って心配している方も多くいるので、ブログにも書きます。

心配する人が減りますように。

健常児でも逆さバイバイはしますし、仮に自閉症だったとしても一歳前後で逆さバイバイや不器用なバイバイをする子は、模倣をする意欲と知能はあるので経過は悪く無いと言われているようです。もちろん、だからといって100%安心なわけではないので心配する気持ちもわかります。

逆さで下手なりにも、1歳2ヶ月頃までに模倣ができていれば、その後は急成長する子が多いように聞きました。仮に自閉症だと診断されても障害の程度も軽度のような印象が大きいという話をよく聞きました。(もしも知的があっても一歳前半までに模倣意欲が有る子は軽度や境界域、または成長と共に知的の枠けら外れる。)なぜなら、バイバイの成功率が低くて気まぐれでも理解さえしていれば知能は悪く無いです。私の子供はバイバイの動作模倣自体を一度もしないです。一度たりともです。毎日10回以上練習しているのに。逆さバイバイすらしないのです。バイバイ(又は逆さバイバイ)自体の動作模倣が一歳台前半で出なかった親御さんに聞くと、その後は知的障害が重くなっていると聞くのでお先真っ暗です。

動作模倣自体が出来ないので、バイバイという母親の掛け声で手を振る動作を行うことは、もちろんありません。それが出来る子はかなり高度な子です。


逆さバイバイのことでよく相談をされるので記載しました。逆さバイバイをして自閉症と診断されることは有るので、絶対に大丈夫だとは言えませんが、模倣自体が出来ることは、知的傾向は悪くはないです。(将来的に知的傾向が外れやすいのも、模倣自体はできていた子と聞きます。)