昨日に引き続き、オークヒルズのQRPワットメーターの制作を続けてます。
 
前回書き忘れましたが、抵抗やコンデンサのリード線の切った残りの線もロータリースイッチの配線等で使います。
マニュアル通りに制作するのであれば、取っておいて下さい。
(そんなに沢山はいりませんが・・・、自分は全部捨ててしまいましたが・・・)
 
それでは、本日の制作です・・・・。
 
 
今日は、マニュアルの1.19のジャンパー線に使う単線の20AWGの皮むきから開始です。
 
20AWGの線を5センチ位に切り、線の皮をを剝くとマニュアルでは、ソリッドカッパー(純銅線)が出てくるはずなのですが、メッキ線が出てきました。
メッキをはがすのも面倒なので、多少影響あるかも知れませんが、そのまま使用しました。
 
大きなUの字に曲げて取り付けます。
片方をまず曲げておいて、基板と位置合せをして反対側を曲げると良いようです。
 
イメージ 1
                        基板に取り付けたジャンパー線
 
基板から、若干(5mm位)浮かせて半田付けしました。
海外のHPでは、もっと浮かせていたり逆にもっと低かったりしているのですが・・・。
オークヒルズのHPでも若干浮いているので、この位かと・・・。
(間違っていたらごめんなさい)
 
 
次に1.20で10pFの電解コンデンサーを取り付け、1.21でセンサー部の同軸を取り付けるピンを基板に取り付けます。
 
イメージ 2
                      電解コンデンサーとピンを取り付け
 
マニュアルには、
「ピンが暑くなるので、半田付けの時は指先にバンドエイドを巻いてピンをつまめば、固定するまでつまんでいられる」
と書いてありますが、面倒なので自分は素手でやってしまいました。(チョット熱かったです・・・)
 
 
続いてですが、マニュアルには1.22から1.27の記載がありません。
たぶん、WM-1の時には記述があったのではないでしょうか・・・。
 
 
飛んで1.28になります。
ここでは、RG58の同軸ケーブルをセンサー用に2組分の切断加工するところです。
 
まず、5.6センチに同軸ケーブルを2本切り、その両端を1.3センチ外皮を剝きます。
 
そして、同軸の一方の端は、外皮と同じ長さでシールド線を切り取ります。
同軸を横に置いて、切れるカッターで少しだけ力を入れて、外皮に歯を沿わせながら同軸ケーブルを何回か回すとシールド線を簡単に切断できます。
 
同軸ケーブルの反対側は、シールド線をほぐして、基板の穴に入るように撚っておきます。
 
その後、センターの芯線を両端から6mm出るように誘導体を切り取ります。
 
イメージ 3
                        出来あがった同軸ケーブル
 
仕上げに両端の芯線と撚ったシールド線を半田で処理しておきます。
 
 
1.29でフェライトコアに#24ワイアを巻きます。
 
#24ワイアは、1巻きで十分な長さがありました。
半分に切り使用しますが、巻き初めはコイルより5センチ位あっても大丈夫です。
 
全部で12ターン巻きますが、フェライトコアの穴を線が通ったときが1ターンとカウントします。
ただ、ワイアが穴を通っただけで1ターンです。
(マニュアルに図が出ているので、分かります)
 
時計巻きにワイアを巻くよう記載されてます。
 
巻き終わったら、ワイアのエナメルを剥がして半田メッキの下処理をします。
 
マニュアルでは、小手先に半田を付けてエナメルを焼いて剥がすようですが、1カ所やってみましたが、半田の中にかすがかなり混じって汚いので、自分は紙ヤスリでエナメルを剥がしてから半田メッキしました。
 
イメージ 4
          出来たコイルです。左の半田が付けすぎで、この後に右くらいまで取り除きました
 
 
そして、1.30で先ほどの同軸と組み合わせて基板に取り付けます。
 
イメージ 5
                       組合わせたコイルと同軸ケーブル
 
イメージ 6
                      組合わせたコイルと同軸を基板に取り付け
 
取り付け位置は、オークヒルズのHPを参考に取り付けました。
余ったコイルの配線は半田付けの後に切り取りました。
 
ピン半田付けの高さなど、指定がよく分からないのでコイルの高さで固定しました。
2組が同じ高さで同じ位置に来るようにしています。
 
 
マニュアルの1.31の記載では、
「ここまでで、接続用配線と、.01pFのコンデンサー1個、ダイオード1個を除いて基板に全ての部品が半田付けされた。
きちんと部品が半田付けされているか、半田がブリッジしていないか確認しろ。
決して、このステップを飛ばしてはいけない!
後で、あなた自身がイライラしないように・・」
と書かれているようです。
 
(本当に英語が出来ないので、誤訳があったらごめんなさい)
 
と言うことで、半田の確認をして今日はここまでにしました。
 
基板は完成です。
 
ここまでで、ゆっくり撮影しながら制作して1時間程度です。
撮影しないで、とっとと進めれば半分くらいで済みそうですね。
 
次回は、8芯ケーブルの皮剥いて接続用配線を切り出すところからです・・・。
(めんどくさいな・・・)
 
まだまだ、制作を楽しめそうです・・・。
 
おっと、日をまたいでしまいました。
本日はここまで・・。