チョット制作はお休み中ですが、アイテック TRX-501 キットの中身から紹介します。
第1日目(7月9日)
送られてきた外袋を開くとこんな感じです。

ケースを開けると中にも部品と配線等が・・。

今回改良されたエアーバリコンの変更部分。(国産とのことで値段が高そう)

キットを開けて見た第一印象は、各ユニットのキットを寄せ集めてケースにまとめたもの・・・。
まさしく、バラ売りの袋キットの、MC-51AM受信機、MC-54AM送信機、MC-55スーパーVXO、AVRー2(9V電源)、などが入っていて、ケースにまとめるために配線他が付いているといった感じです。
ただ、今回感心したのは、受信機で言えばコイル調整が不完全になることが有ることから事前に対策用部品が入っていたり、送信機で言えば以前からこのキットの変調が浅いと言われていることに対しての対策部品があらかじめ追加で同梱されているなど、ユーザー本意で有るように感じました。
それに、ポリバリコンの不具合?からエアーバリコンに変更されたにも拘わらず価格据え置きでチョットビックリ得した気分でした。(未確認ですが、このエアーバリコンへの交換用部品も発売されるようですね)
また、半田付けの方法まで気を配った解説も付いていますので、一通り目を通してから作業をします。
組立は受信機、送信機、VXO、電源の各基板をそれぞれ組立て、ベース金具に取り付た後、ケースに収めてそれぞれのユニットを配線する事になります。
基板の制作も回路構成の内容を見ながら、ステップ毎に小袋に入った部品をチェックして、基板に部品を載せて半田付けと、1ステップづつ進める方法なので、半田付けが出来れば、知識がそんなに無くても組立は出来そうです。
ただ、ここで問題が・・・。
抵抗のバーの色は見えるのですが、最近老眼に近づきつつあるのでタンタル等のコンデンサーの極小文字がよく見えない・・・。
光にかざしたり、目近づけたり離したりやっとの事で確認していました。
とりあえず、一日で受信機の基板と、送信部の途中まで制作しました。
出来上がった受信機部分です。

6ステップで、基板は完成です。(ゆっくりやって5時間ほど)
部品挿入図と間違いないか確認して、ベース金具に取り付けた所です。
この後で、
「受信感度調整が部品の都合で出来ない場合があるので、あらかじめC1のコンデンサーを15pFから12pF変更した方が良い」
との追加説明(テクニカルニュース2)と部品が入っていたことに気づいて付け直しをしています。
上記の部品挿入図の左上のC1 15Pと書かれているコンデンサーを12pFのものと交換しました。
写真では、基板が部品挿入図に逆さまに置いていますが右下のコイルのすぐ左脇の黒頭のコンデンサーです。
引き続いて送信部です。
まず、基板をテクニカルニュースNo4の変調フィーリングの改善についてのとおり、基板のパターンをカットします。
PC205と書かれた場所の左上のパターンを削りました。

LM386ICの8番とC7を結ぶパターンをカッターで削りました。(テスターで導通がないことを確認しています)
ここには基板の部品が全て付け終わってから、追加付属の560Ωの抵抗を付けます。
途中(ステップ5)までの送信基板

これでステップ5まで部品を取り付けています。
で、途中ですが腰が痛くなったので、今日はここまでで止めました。
(ここまで2時間半程度)
忘れていましたが、ステップ5で2SC2086トランジスタを取り付けますが、真ん中の足が太くてそのままでは基板の穴に入りません。
右の少し大きなトランジスタがそれです

部品挿入図

今回は、手持ちの細いドリルで穴を広げています。
残りはステップ6から9ですが、ステップ7で変調関係の部品の変更が待ていますので、間違えないようにしたいと思います。
続きは、明日・・・。