【練習記録 7/4】


いつもはビオラから練習するというルールにしているのですが、どうしてもバイオリンの左手の形が気になるので、今日はバイオリンだけにしました。



バイオリン


ローデ コンチェルト8番1楽章



音程の精度を上げたい。


少し前に、第3ポジションで左手の3指が音程取りにくいと感じていると書きました。


深掘りしていこうと思います。



まず、問題の3指(薬指)を押さえる時、自分はどうやっているのかよく観察しました。


どうやら私の場合、いつも1指(人差し指)に力が集中していて、3、4指を使うときはその瞬間に意識して力を入れて伸ばしているようでした。


あ、出番だ、えいっ!という感じです。


結構遠くからやってくる感じになっています。


これだと、3、4指にあまり力が入っておらず、しかもその都度伸ばして縮めてとやることで、リーチが長くなってしまっている。


そのせいで音程の精度が悪くなっているような気がしました。



さらに考えると、1指に力が集中してしまうのは理由があると思いました。

とりあえず以下の3つ。


①ポジション移動の基準だから。

②音階練習では1指から順番に押さえていく練習をするから。

③1指は出番が多いから。


ひとつずつ見ていきます。



①ポジション移動の基準だから。


ポジション移動のときに1指を基準にして移動していくと聞いて練習してきたので、その他の指の位置はそれに追随する形となっている。

自然と1指に重きを置いている気がする。



②音階練習では1指から順番に押さえていく練習をするから。


基礎練の音階練習のとき、1、2、3、4指の順に押さえていくので、最初の1指に力が入ったまま、他の指を順に押さえている気がする。

こうすると、3、4指のときに力が入れにくい。



③ 1指は出番が多いから。


曲の中で1、2指は出番が多い気がする。

(数えたことはないけれど、、、。)

押さえていない指は力を抜く、というのを聞いていたので、1指や2指を使っているときに、3、4指は力を抜いていて、でもそれが抜き過ぎなんだと思う。

手が縮んでいる。

3、4指の準備ができていない。



ひとまず以上かなと思います。



音程はどの指で取っても当てなきゃいけないわけですが、よく考えてみると私は指によって重み付けがあるようでした。


なんというか、重心が1指に偏っているというか。


こうしてみると、1指はかなり大事にされているわけです。

絶対服従の王様みたいになっています。

が、それに比べて3、4指は、言ってしまえばほったらかしです。

やれと言われればやりますが、みたいな感じです。


これはどうしたらいいのか。


次の記事に続きます。