月?「夜と霧」 

著者 ヴィクトール・E・フランクル
 

原題は
「一心理学者の強制収容所体験」

NHK「100分de名著」で知り
叔父の本棚で見つけ
3年ほどかかって読み切った読書



ユダヤ人というだけで囚人となった人々。

不潔と墜落の中に追いやられ
打ちのめされ 拷問にかけられ 飢えにさらされ

そして遂には!労働によって撲滅されるか
ガス室の大量死刑執行によって


「一掃」される。


自分を見失い 心をもなくす極限状態において

「もっともよき人々は帰って来なかった」

この文章の意味が私の心に突き刺さる。


目をそむけたくなる 

読むのが苦しくなる本だけど
熟読すると希望の光が見えてくる。

こんな時代にこそ是非とも一読されたし.。
 



月?「119104号」とは
著者フランクルの囚人番号

月?「夜と霧」という言葉は
1941年に始まったヒトラーの特別命令に由来。